今回の記事のテーマは『コーチング』です。
『コーチング』
最近、テレビやネットなどでよく耳にする言葉ですよね。
昨今は、コロナ渦でオンラインで仕事や学習を行うのが一般に浸透してきたこともあり、全てオンライン上で完結することができる『コーチング』に注目が集まっているようです。
皆さんは『コーチング』についてどのような印象をお持ちですか?
大企業の社長や、エリートビジネスマンが受けているとよく言われているコーチング。
自分とは無縁だと思っている人も多いのではないでしょうか?
実のところ私もコーチングには興味がありつつも、自分とは無縁と思っていて、正直なところあまり良い印象を持っていませんでした。
若い人が副業でコーチングをやっていて、自分よりも年上で稼ぎも上の人に偉そうにコーチをしていたり、自分は何も達成していないのに、人には目標を設定させてそれを評価したりしているような印象を受けていて、正直『コーチングを受ける人って、自分で自分の管理もできないのかな?カモにされているだけじゃない?』と思っていました。
『コーチングを受けたら人生が変わる。』
コーチングについて検索してみると、このような文言ばかりが出てくるのでちょっとうんざりです。
こんな風に、コーチングに対してあまり良い印象を持っていなかった私ですが、ひょんなことからコーチングを受けさせてもらうことになりました。
今回は、私が実際にコーチングを受けてみた感想を記事にまとめてみましたので、是非最後までお読みください。
コーチングについてわかる。
コーチングを受けるメリットがわかる。
目次
コーチングを受けたキッカケ
コーチングについて少し斜に構えていた私が、コーチングを受けてみるキッカケとなったのが、趣味で通っている柔術道場の先輩からの一言でした。
『ブログいつも読んでるよ。もしネタに困っているならコーチングについて書いてみない?いつでもコーチするよ。』
声をかけてくれたのは、大学の理学療法学科で教鞭を執る傍、空いている時間でコーチングのコーチとしても活動している堀先生。
大学で教鞭を執る傍、理学療法士として多くの患者の治療に当たる。
東京オリンピックの選手村でも数多くのトップアスリートの治療を行なった経験を持つ。
私の職業柄、人生の大先輩でもある堀先生からの誘いなので、折角の機会と言うこともあり実際にコーチングを受けさせてもらいました。
先述したように、良くも悪くもコーチングにはもともと興味はありました。
本屋さんにはコーチングの本が沢山ありますし、amazonのビジネス本カテゴリーのランキングのトップにはいつもコーチングに関する書籍がランクインしています。
『ストレングスファインダー』というコーチングに関する書籍は累計100万本を出荷している大ベストセラーとなっています。
累計100万冊ということは多くの人にとって有益な書籍であることが間違いありませんよね。
私自信、小さい頃からスポーツを行なっていた経験則から、何事も一人で行うより、コーチやトレーナーの下で行う方が効率も良くやる気も違ってくる事を知っています。
コーチしてもらうのは何もトレーニングだけでなく、その他の事でもいいはずです。
書籍で事前に学習してみるのと同時に、早速コーチングを受けてみることにしました。
コーチングの代表格『クリフトンストレングス』とは?
今回、私が受けたのはギャラップ社が行なっている『クリフトンストレングス』と呼ばれるテストを用いて行うコーチングです。
https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/253661/CliftonStrengths.aspx
クリフトンストレングスの特徴は『強みを伸ばす』こと。
悪い点や苦手な点を挙げて、それを改善する事を目指すのではなく、自分の中の『強み』に目を向けて、その強みを伸ばして行くことを目的としています。
突然ですが、皆さんは『自分の強み』が何かと聞かれて自信を持って答えられますか?
あなたの強みは何ですか?
面接などでよく聞かれる質問です。
正直言って僕はこの質問に上手く答えることができません。
自分の欠点とか弱点とか、苦手な事については答える事に苦労しませんが、強みや得意な事となるとつい答えに困ってしまいます。
こんな自分が少し情けなく感じてしまいますが、意外と私と同じように感じている人も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、私たちが受けてきた教育の現場である学校や職場などでは常に『強み』よりも『弱み』に焦点を当てているからです。
『〇〇くんは英語は100点だけど、数学が50点だから数学の勉強をもうちょっと頑張ろうか。』
『〇〇さん、今月の目標数字は達成できたけど、〇〇が悪いからそこを改善しようか。』
ふと思い返してみると、私たちの生活は自分の欠点や弱みにばかり目を向けている事に気付きます。
クリフトンストレングスでは全く違う考え方をして、『強み』に徹底的にフォーカスする事を大事にします。
クリフトンストレングスの場合、まずコーチングセッションの前に、事前にストレングステストを受けてレポートをもらいます。
テストといっても何か評価をされる訳ではなく、『〇〇のような場合、どのように考えますか?』とか『〇〇のような状況の場合はどのような行動を取りますか?』といったような考え方などについての質問がほとんどです。
一つの質問に対して用意された制限時間は20秒なので、考える時間がなく、直感で答える事になります。
このテストが終わった後に、テストの結果を基にしたレポートが手元に届き、それを元にコーチングを受ける事になります。
実際にコーチングを受けてみた感想
早速テストを受けてみて、レポートを頂きました。
そこからはコーチの空き時間を予約して、当日が来るのを待つだけです。
あれよあれよのうちにその日がやってきて、堀先生とのコーチングセッションが始まりました。
事前に描いていた自分のコーチングのイメージでは、
『あなたの目標は?』
『それを達成するために何をやっているの?』
『目標があるなら行動あるのみでしょ?(脳筋)』
と言った質問をズバズバ投げかけられるのかと思いきやそんなことはなく、
私の悩みに対する答えをレポートの結果から的確に導いてくれます。
セッションではいくつもの質問を頂いたのですが、その中から特に自分にとってタメになり新たな気づきを発見することができたやり取りを少し抜粋します。
私自身のコミュニケーション能力の悩みについてのやり取りです。
仕事で野球のトレーナーをしているのですが、最近始めたということもあり、既にできている選手達のグループの中に入っていくことができません。
一対一で話すのは問題ないのですが、数人で話すときに輪に入ることができず、、、
また、自分自身野球についてはあまり詳しくなく、素人同然なので、選手達の野球の話題に入れないことについても悩んでいます。
(筆者は柔道整復師で、トレーナーとしても活動しています。)
勿論コミュニケーションはとった方がいいだろうけど、一対一でしっかりコミュニケーションが取れているなら、グループの際に話せなくてもそんなに大きな問題ではないと思うよ。
選手達も、トミショーに求めているものはトレーナーとしての仕事であって、野球の事に詳しくなくてあまり話せなかったりしても、それを特に問題視することはないと思うよ。
会話をしなくても、今相手がどんな事を考えているかとか、相手の心情を考えるのに長けているはずだから、そんなに無理して話をしようとしなくても、会話以外の部分でしっかりコミュニケーションが取れるはずだよ。
自分としては、かなり悩んでいたコミュニケーションに関する悩みですが、コーチにレポートを基に客観的にアドバイスを頂くと、かなりスッキリします。
この他にも色々な悩みや、目標に関する質問を受けて、それに答えてアドバイスをもらうというやり取りをしているうちにあっという間にタイムアップ。
セッションの時間は終了となりました。
コーチングセッションの時間はおよそ1時間。
始まる前は、1時間も話すことがないだろうと思っていたのにも関わらず、最後の方では時間が足りないと思うほどに有意義な1時間となりました。
質問自体はとてもシンプルなのですが、自分の持っている答えについて考えなければいけないことが多く、言葉に詰まることが多くなってしまいました。
今回のコーチングセッションで気づかせてもらった自分自身の強みは、今まで自分ではあまり意識したり感じたことがない部分だったので、とても勉強になるのと同時に、その気づきを生かして、今後の自分自身の課題と向き合っていきたいなと思いました。
最後に
『コーチングを受けたら人生が変わる。』
コーチングを受けるだけでは人生は変わりませんが、少なくとも良いコーチとのセッションは、自分の悩みや目標としっかり向き合うことができる有意義な時間であることは間違いありません。
あなたの強みは何ですか?
もしかすると、あなたの強みは意外なところにあるかもしれませんよ。
もしコーチングに興味をお持ちの方は、是非一度、コーチにセッションしてもらってはいかがですか?
セッションで得られた気づきは、きっとあなたの悩みの解決につながるはずです。
言わずもがな、コーチングで最も大切なのは間違いなく自分にあったコーチを選ぶ事です。
堀先生にコーチングをしてもらう事を希望される方は、是非こちらからご予約をお取りください。
https://calendly.com/hiromumi/r?month=2021-08
セッションの前に、ストレングステストを受ける必要がありますが、堀先生のクーポンコードを使うと半額の費用でテストを受講できます。
割引コード:JNVM23IMN
最後までお読みいただきありがとうございました。