こんにちは、BJJモンスターです!
去年のムンジアルで、マイキームスメシが華麗に極めた絞め技をご存知ですか?
バックテイクまでが流れるような展開です。
エゼキエルチョークのように見えますが、
実際にはアームトライアングル(肩固め)という技のようですね。
肩固めというと相手を押さえ込んだまま腹這いになって極めるイメージだったので、レッグドラックの後のサイドバックのような位置からでも極められるんですね。
と言いつつも、何度か見返してみてもエゼキエルのような形に見えます。
ただ、明らかに袖が短いので普通のエゼキエルでないのは確かですね。
一般的にはエゼキエルを極める為には両腕を伸ばす必要がありますが、
マイキーは絞めの際に両腕を伸ばさずに、脇を締めて相手にプレッシャーをかけているので、肩固めのプレッシャーでタップを奪っているのかなと思います。
動画開始20秒からの展開が美しすぎて何度も見返してしまいますね。
ちなみに相手の選手が弱いわけではなく、対戦相手はアレックスソドレという選手で、あのジョアオミヤオを完パスして勝利したことでも有名な強豪選手です。
↓ミヤオが完パスされている試合
デラヒーバアンダーに対して、ニースライス、ロングステップからのクレイジードックパスのような形でパス。
相手が苦し紛れに回してきた脚も振り落として完パスですね。
こんな強豪選手を何もさせずに秒殺するマイキーは化け物に違いありません。
軽量級はしばらくの間、マイキーの覇権が続きそうです。
マイキーの絞め技が気になったのでアームトライアングルについて調べてみました。
絞める際の相手の身体の角度など、簡単そうに見えて、意外にポイントが多く難しい技ですね。
身につければ、バックやレッグドラックの体勢からのバリエーションが広がること間違いなしです!