こんにちは、BJJモンスターです!
皆さんは柔術の動画を見る時に、テクニックの教則と試合の映像でしたらどちらを多く見られますか?
毎日練習できるのが理想ですが、どうしても仕事が忙しかったり、疲れが溜まっていたり、付き合いがあったりして仕事や家庭の事情によって練習できないこともありますよね?
フィジカル的な要素は、柔術をする以外にも筋トレしたり走り込みをしたりする事で補う事ができますが、柔術の技術を向上させるにはやはり柔術をするのが一番ですよね。
そこで、道場に行けない時は柔術の動画を見る人がほとんどかなと思います。
その際に、試合の映像よりもテクニックの教則動画を見る人が多いと思いますが、同時に試合の映像を見ることもテクニック動画を見るのと同じくらい大切です!
目次
試合を見ることのメリット
テクニックが実際に試合ではどのように使われているのかがわかる
どんなに技練で打ち込みをしたとしても、その技が試合でできない事には意味がありませんよね?
技練やスパーでは成功していても、試合では相手も本気なので、そういった場合にトップ選手がどのようにテクニックを使っているのかを実際に見れるのが試合を見ることの一番のメリットのように思います。
本当に使われているテクニックがわかる
管理人はよくAOJの動画を見て柔術を勉強していているのですが、AOJのオンラインに上がっている動画の中には、本当にこんなのが試合で使えるのかな?という疑問符がつくテクニックがいくつかあります。
メンデス兄弟も、教えている全てのテクニックを試合で使っている訳ではなく、試合で使っているテクニックは意外と限られたものばかりです。
彼らの試合を見れば、本当に試合で使える有効なテクニックが何かが見えてきます。
練習すべきテクニックは試合で使えるものに限るべきです。
実際に試合でよく使われているテクニックを練習するようにしましょう!
試合を見ることのデメリット
黒帯トップ選手の試合は退屈な事が多い。
初めから黒帯のトップ選手の試合映像を見ても退屈に感じると思います。
特に、軽量級の選手の試合はダブルガードや50/50で膠着しやすく、見ていて眠くなってしまう試合もあるほどです。
↓見ていて非常に眠くなる試合の代表例。
非常にハイレベルで世界トップの選手同士の試合ですが、50/50で膠着していて最後まで飽きずに見続ける事ができません。
私も、今になってようやくこの試合の面白さが理解できるようになりましたが、白帯の頃は、両者が何をやっているのかが全くわかりませんでした。
見ていて本当に面白く感じるのはアダルトの紫帯や茶帯くらいの試合で、黒帯の試合に比べると荒削りな部分がありますが、ダイナミックな動きが多く迫力のある試合になる事が多い気がします。
見ていて面白い黒帯の試合は?
黒帯の選手の中ではニコラスメレガリ選手の試合が面白くて学習するのにもオススメです。
ダイナミックな動きが多く、大柄な選手ですが片襟片袖やデラヒーバ、ラッソーなどを駆使したシンプルなガードからのアタックが多く、白帯の人が見ても勉強になるような動きが多いです。
一本決着になる事がほとんどなので見ていて退屈しないのも良い点です!
結論
試合を見るのも、教則を見るのもどちらも大切ですが、個人的にはある程度自分のスタイルが出来上がっているなら試合の映像を研究するのが最も効率的かなと思います!
自分がデラヒーバを得意としているなら、デラヒーバを得意としている選手の試合を見る。
ハーフを得意としているなら、ハーフを得意としている選手の試合を見る。
ハーフを得意としている選手がメンデスやミヤオの試合を見ても勉強になることはそこまで多くないと思います。
それなら、ハーフを得意としているベルナルド・ファリアや岩崎選手の試合を見る方が勉強になる事が多いと思います。
スタイルが変われば全く別の競技になるといっても過言ではないのが柔術なので、試合映像を見る時は、自分のスタイルの延長上にいるトップ選手の試合を見るようにしましょう!