こんにちは、BJJMONSTERです!
コロナウイルスの影響で、続々と大きなスポーツ大会の延期や中止が発表されていますね。
世界的にも感染者が増え続けていますので、一刻も早く収束するのを願うばかりです。
とりあえず、個人ができることは不要不急の外出を避けることと、手洗いうがいを徹底することですね。
そんなこんなで世間は3連休ですが外出することができないので、自宅にて柔術の動画を見る時間が長くなっています。
(普段から柔術の動画ばっかり見ているやんというツッコミはおやめください。)
いつもなら見ない動画も、じっくりと見ることができて新たな発見ばかり!
そこで、今まで何度も躓いていた肩固めの動画を色々と見てみて、研究してみました。
目次
様々なポジションからの肩固め
肩固めは、三角絞めを脚でなく、自分の両腕で極めるようなイメージの技で、
海外ではアームトライアングルと呼ばれているそうです。
肩固めというと、どうしてもマウントやサイドからのイメージが強いですが、
バックやレッグドラックの状態からでも仕掛けることができる万能技です。
一口に肩固めといっても、仕掛けるポジションによっては名前が変わるみたいですね。
(exガブリや亀の相手に仕掛ける組手はダースチョークと呼ばれる。)
動画の最初で紹介されているレッグドラックの状態からの絞めは、最近の柔術の試合でもよく見るサブミッション。
僕も大好きでよく使う技なのですが、これに関しては、肩固めのプレッシャーと袖車の絞めで、比較的わかりやすく絞めを極めることができます。
マウントからの肩固め
やっぱり、難しいのはマウントからの基本的な肩固め。
ポイントは、
腕だけで絞めようとしないこと。
体幹と股関節の力を使って、身体全体でプレッシャーをかけること。
の2つが超重要です。
肩固めが極まらない人の動きをよく見てみると、
腕にめっちゃ力を入れて、力任せに脇を絞りあげるようにしている人が多いですが、
これでは、相手は痛いだけでタップするほど苦しくはありません。
フィニッシュの際は、動画でも説明されているように、
相手と自分の身体の間に角度を作る。
(相手と平行ではなく、相手と垂直になるような位置に移動する。)
脇を締めて腕だけで極めるのではなく、股関節を伸ばして身体全体で絞める。
ことが大切。
また、絞めを調整する前に、最初にしっかりと相手の腕を流しておくことも大切ですね。
どうしても、肩固めを狙える状態になると急いで絞めたくなりますが、
しっかりと相手の腕を流して、自分の脇を締め、プレッシャーをかけて相手の首と肩を密着させてスペースを無くすことも忘れずに。
肩固めだけに限ったことではありませんが、柔術の技は焦っても極まりません!
肩固めといえば
肩固めでのフィニッシュは柔術ではあまり多くは見かけません。
ノーギなどに比べると、道着がある分、スペースができてしまって少し極まりづらいようです。
格闘技で肩固めというと、まず最初に思い浮かぶのは青木真也選手ではないでしょうか?
流れるようなフィニッシュ。
相手の腕がバンザイをしているかのような位置まで上がっているのがポイント!
柔術では極まりにくいと言われている肩固めですが、しっかりとポイントを押さえて、
形を作ってから極めるようにすれば充分絞まります。
肩固めで躓いていた人は是非参考にしてみてください!
ちなみに、レッグドラックからの絞めで躓いている人にはこちらの記事がオススメ↓
https://bjjmonster.net/マイキーがムンジアルで流れるように決めた絞め
最後までお読みいただきありがとうございました。