今回の記事は、私の友人であり柔術仲間の一人である、『武道家ライター』ことハシマトシヒロさんにお願いしたコラムの第二弾です。
前回は、『最強の格闘技』というテーマでハシマさんに好き勝手文章を書いていただいたのですが、まーふざけた文章を書いてくれました。笑
第2弾となる今回も、引き続きハシマさんに好き勝手文章を書いていただきました。
果たしてどんな内容になっているのか、私もドキドキです。
それでは、早速行ってみましょう!
目次
『柔術着について』
柔術は楽しい。
みんなやればいいのにとは思うが、カジュアルに「柔術やれ!」と言えない理由がひとつだけある。
柔術着が高いことだ。
筆者も柔術やりたい!柔術やりたい!とは思っていたが、高価な柔術着に手が出なかった。
とりあえず、毎晩寝る前にご先祖様に祈った。
「誰かがタダで柔術着くれますように」
1ヶ月ぐらい祈ったら、ホントにもらえた。
友達の友達が柔術始めてすぐ辞めたので、柔術着が不要になったらしく、もらえた。
筆者は、その友達に「柔術着欲しいねん」と言ったことは一度もないのに、「欲しいやろと思って」持って来てくれた。
願えば叶う。
ポンと柔術着を買えてしまうブルジョア階級の方なら、自分の好きな色、好きな柄の柔術着を選ぶのも楽しいと聞く。
迷彩やらピンクやら、あるいは背中にバッファローマンを背負ってる人までいる。うらやましい。
しかし、試合で使える色は白・青・黒の3色と聞き、筆者はバッファローマンを諦めた。『蟹工船』的な労働者階級の筆者には、試合で使えないギを買うだけの余裕はない。
筆者は、ふと前田光世先生に思いを馳せた。
前田光世先生が伝えた“日本柔道”が、ブラジルでブラッシュアップされて“ブラジリアン柔術”になったわけである。
当然、当初は白道着一択だっただろう。
白い道着には「死に装束」の意味合いもあり、日本武道はどこか悲壮感を背負っている。負けたら腹を切りそうなイメージもある。
一方、柔術のカラフルな道着には、悲壮感は微塵も感じられない。遊び心に溢れている。間違っても腹は切らない。
前田先生は、このような形に変形し、日本に逆輸入されたかつての“日本柔道”を見て、どのような感想を抱くだろうか。
「かっこええな、その道着! 俺にも着させて!」
とでも、言ってくれたら嬉しい。
道着を手に入れたら、次はカスタマイズだ。
ワッペンぺたぺた貼ってる人、うらやましい。
筆者が嗜んできた武道、空手にも空道にも、カスタマイズという文化はなかった。
……いや、あった。’90年代の一時期、フルコンタクト空手界で道着のカスタマイズが流行ったことがある。
道着の袖を短く切り、切り口を縫い返したりせずにそのまま洗濯を繰り返してボロボロにしていくというもの。肩からバッサリいく猛者もいた。当時の試合会場には、『スト2』のリュウもどきがたくさんいた。
筆者も、もちろんやった。さすがに肩からいく度胸はなかったが、上腕二頭筋の真ん中辺りで切った。ズボンもやや長かったので、裾上げなんかせずに自分でハサミで切って、ボロボロにした。
言わば、空手界まるごとの黒歴史と言える。
この時代の写真は残っていない。「なかったこと」にした。まだ携帯電話も普及しておらず、写メを撮るような文化もなかった。本当に良かった。
なんの話だっけ。
柔術着の話だ。
どうか、「柔術着が買えないから柔術できない」なんて思わないでほしい。
筆者は、晴れて柔術着をもらって正式に柔術始める前は、柔道着を使っていた。スポーツ用品店で買った3000円のペラペラのやつだ。
なんなら、最初は空手着とかでもいいんじゃないだろうか。空手着は掴みに耐え得るようにはできていないので、毎回ビリッといくかもしれない。そして、そのたびにツギハギが増えるに及び、見かねた誰かが「僕のお古で良かったら……」とか言い出すかもしれない。
あなたが容姿端麗なら、新品を買ってくれる先輩がいるかもしれない。
(空手着での練習参加の可否は、各道場で確認してください)
そして最近は、5000円ぐらいの安い柔術着もあると聞く。
あなたが五体満足なら、これでもう柔術をやらないという選択肢はなくなった。
さあ、柔術を始めよう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
確かに柔術着って、決して安くはない金額ですよね。
比較的手に入れやすい価格の物もありますが、それでも数千円で買える空手着などと比べると高いです。
ただ、これまでは10000円以上するのが当たり前でしたが、最近では5000円程度で買える安くて質の良い柔術着もありますので、誰でも気軽に柔術を始めやすくなってきたかもしれません。
とりあえず安い道着を手に入れて、柔術が『楽しい』『続けられるな』と感じてきたら、自分が好きな色や柄、ワッペンがカスタムされている道着を買ってみるのもいいかもしれませんね。
終わり
以上でハシマトシヒロコラム第2弾は終了です!
ハシマさん、途中何の話か忘れていましたね(笑)
この人、文章は面白いんですけど、何回言っても真面目に書かないんで、原稿料は全部一円玉で払ってやろうかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ハシマトシヒロコラム続編は乞うご期待!
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