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『RIZIN27』サトシとクレベルの得意技!三角絞めの極め方を柔術家が徹底解説します。

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トミショー
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こんにちは!柔術ブログ『BJJMONSTER』管理人のトミショーです!

先日行われた『RIZIN27』

この大会は、寝技に定評のあるサトシ選手やクレベル選手をはじめ、

以前フェザー級の試合で、現王者斎藤選手に惜敗した摩嶋選手や、

マジカルチョークで有名な渡辺修斗選手が出場することで、

柔術家をはじめとした寝技ファン注目の大会でしたが、

終わってみれば、まさにグラップラー達が大活躍した大会となりました。

その中でも特に注目を集めたのはなんといってもサトシ選手の試合でしょう。

同じジム所属のクレベル選手と揃って三角絞めで一本勝利。

twitterでも三角絞めが話題になっています。

サトシ選手の三角絞めの入り方はかなり特殊で普通には真似できない方法ですが、

一般的な三角絞めなら練習すれば誰でもできるようになります。

 

トミショー
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エゲツないスピードとテクニックです。。。

この記事では、三角絞めの名前の由来から極め方まで、ガッツリ説明したいと思います!

この記事を読めば

三角絞めについてわかる。

三角絞めの名前の由来がわかる。

三角絞めの極め方がわかる。

トミショー
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この記事を読めば、あなたも三角絞めが極めれるようになること間違いなし!

三角絞めの名前の由来

三角絞めは相手の頚動脈を自分の両脚で絞める技です。

頚動脈参考画像↓青く写っている血管が頚動脈。

この血管を両脚で絞めます。

名前の由来は脚の間の形からきています。

三角絞めをする際は、自分の脚を女の子座りのような形で組むのですが、

こんな形↓

この際の脚の間のスペースが三角形であることから三角絞めという名前が名付けられました。(諸説あり。)

柔術では白帯の頃から習う基礎中の基礎である絞め技ですが、

これが意外と極め切るのが難しいんです。

闇雲に脚に力を入れるだけでは、相手は苦しいもののタップするほどではありません。

しっかりポイントを抑えてスマートに三角絞めを極めましょう。

まずはここから。三角クラッチの作り方!

まず三角絞めの入り方です。

わかりやすいようにクローズドガードから説明します。

クローズドガードは自分の両脚で相手を挟み込んでいる状態のことを指します。

三角絞めは相手の片腕と頭を自分の両脚でクラッチする(挟む)技なので、

まず、挟みたい腕と逆の腕を自分の腕で相手の方向に押し込むようにします。

相手の右腕と頭をクラッチしたい場合。

相手の左腕を自分の右手で捕まえておき、脚を上げる際に右手で相手の左手首を押し込むようにするのがポイントです。

相手の右腕と頭を自分の両脚で挟んだら、そのままだと相手の頭がまだ高い位置にあるので自分の両手で抱えるようにして頭を下げさせるようにします。

↓三角クラッチを組めたものの相手の頭が高い位置。

この状態のままだと、三角絞めが極まらないばかりか、パウンドを食らう恐れもあるので、

(キャッチしている腕とは逆の腕でパンチされる恐れも)

両手を使ってしっかりと相手の頭を下げるようにするのがポイントです。

↓自分の膝を抱えるようにして相手の頭を下げさせる。

相手の頭が上がっていると三角絞めを極めることができない。

それどころか、総合の場合はパウンドを食らう危険もあるので必ず相手の頭を下げるようにすることが大切。

ここまでが入り方の基本的な方法です。

三角絞めを極めるに当たって重要なポイント

相手を自分の両脚の中に捉えることができたなら、絞めの完成まであと一歩です。

クラッチを作ってから極めきるまでに大切なポイントは3つ!

①腕を流す

②方向転換。相手の正面から側方へ

③脚の間の三角を小さく

トミショー
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順番に見ていきましょう!

ステップ①腕を流す

次のステップとして相手の腕を流しましょう。

絞めを極める為に大切なのが、相手の腕の位置です。

自分の両脚でクラッチした相手の腕はどこにあるでしょうか?

多くの場合、自分から見て左側に相手の腕が流れていることが多いはず。

三角絞めは腕を流されてしまうと極まる確率が上がるので、

ある程度経験している人ならほとんどの場合腕を流されないように防御します。

相手の腕が自分から見て左側に流れている場合。

この場合、腕が邪魔になってしまい頚動脈をタイトに絞めることができません。

一度自分のお尻を上げる為にブリッジをして、相手の腕を逆サイドに流すようにしましょう。

ステップ②方向転換!相手の真正面から側方へ

次のステップとして、相手の正面から横方向へ移動します。

具体的には、左足で相手の腰を蹴りながら、相手から見て左方向に体を移動させます。

写真では伝わりにくいですが、自分の左足で相手の腰を蹴って体の方向をずらしています。

正面だと極めれないわけではありませんが、角度を変えることによって、

より絞めをタイトにすることができます。

脚の間のスペースを小さく狭く

ここまで来たらフィニッシュは目前です。

右手で相手の足を抱えて、左手で自分の足を抱えて脚に力を入れましょう。

自分の脚の間の三角のスペースをどんどん小さくするイメージです。

苦しくなった相手はまず間違いなくタップするでしょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回のRIZINのようにトップ選手がいとも簡単に試合で極めていると、技自体が簡単な物のように感じてしまいますが、三角絞めは意外とポイントが多く難しい技の一つです。

ただ、コツさえ掴めば得意技となること間違いなしなので、

是非当ブログを参考に練習してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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三角絞めオススメ教則動画

おまけに、YouTubeにある三角絞めのオススメ動画を貼っておきます。

簡潔な説明がわかりやすくてオススメです!

三角絞めをしっかり学びたいなら書籍もオススメです。

大賀先生の寝技の教則『絞め技編』でみっちり解説されています。

アイキャッチ画像はRIZIN公式YouTubeベージより引用。

ABOUT ME
トミショー
初めましてブロガーの、、とブロガーと名乗るのは申し訳ないレベルの趣味ブロガーのトミショーです。 当ブログはもともと、筆者がのめり込んでいたブラジリアン柔術に関する内容につてが主だったのですが、続けているうちにブログそのものが楽しくなってきて、私自身の生き方や考え方、お気に入りの物などを紹介する記事なども更新しています。 こう見えて、本業は鍼灸師で毎日真面目に仕事をしています。