こんにちは、BJJMONSTERです!
オモプラータは色々なガードから狙える強力な技ですよね。
デラヒーバやクローズドなどとの相性もいいですが、
特にスパイダーやラッソーとの相性は抜群です。
ただ、どのようなポジションからもエントリーしやすいオモプラータですが、
しっかりと極めきるのが意外と難しかったりしませんか?
特に、エントリーできたが相手の抵抗の力が強くて、なかなか相手のベースを崩すのが難しかったりする状況はオモプラータをよく使う人なら誰しも一度は経験したことがあると思います。
(この記事のサムネのような状態のイメージです。)
そういった状況で、粘り強くサブミッションを狙うのも大切ですが、
グリップを変えて別のサブミッションに移行することも一つの手です。
オモプラータからの展開は相手のリアクションによって多数存在しますので、
今回は相手の腕をキャッチできたものの、相手のベースを崩すことができない場合のバリエーションを見ていきましょう!
相手の腕をキャッチした後に、相手が胸を張って立っている状態で有効な方法です。
エントリーは比較的簡単です。手順としては5段階あって、
①オモプラータを仕掛けて、相手の腕をキャッチする。
②相手の腕をキャッチしたら、自分の右手で相手の右袖を掴み、
左手で相手の右足のパンツを掴む
③グリップを作ることができたら、相手の腕に絡めている脚を相手の左足の膝裏にフックする。
④そのままフックした左脚を伸ばして、相手に尻餅をつかせる。
⑤グリップを外さずに、相手の脇に自分の右膝をフックさせ腕十字を極める。
自分の左足で相手の左膝裏にフックする前に、右足で相手の左足(くるぶしあたり)をフックして相手の脚の位置をコントロールしておくことがポイントですね。
これがないと相手の脚が遠かった場合、自分の左足を相手の膝裏にフックすることができなくなります。
オモプラータを必死で耐えようとしている相手に対しては、意表を突くアタックになるのでかなり使い勝手が良さそうです。
ちなみに、メレガリが試合でこの技を成功させまくっているので、海外ではメレガリスイープと呼ばれているようです。
昨年のワールドでは、スイープは成功するもサブミッションは極めきれず。
ただ、腕十字が決まらない場合でも、嫌がった相手に対しては動画のように、サイドやバックなどの有利なポジションを奪うことができるので、このスイープは非常に強力であること間違いありません。
管理人もスパーリングで何度か試してみましたが、かなり使い勝手が良く便利な技です!
オモプラータでキャッチできたはいいものの、相手を崩しきることができない場合は是非試してみてください!