第7波を迎える新型コロナウイルス感染症。
【速報 JUST IN 】東京都 新型コロナ 3万3466人感染確認 土曜日としては最多 #nhk_news https://t.co/a3QLYurnf8
— NHKニュース (@nhk_news) July 30, 2022
全国的に過去最高レベルの感染者数が毎日更新され続けている現状。
ついに私もコロナに感染してしまい、お盆休みも合わさって2週間近く自宅で療養をしていました。
いやー、それにしてもキツかったです。
コロナ。
40c°近い熱がずっと出るわ、喉は焼けるように痛くて喋れないし、何も食べれないし、ようやく治ったと思いきや、物を食べた時の味覚がなくなってしまったり。
今はすっかり治って、問題なく日常生活を送れるようになったので良かったですが、中には基礎疾患の無い若い人が亡くなったりもしているようですから、皆さんも本当に気をつけましょう。
コロナはただの風邪っていう言葉がよく聞かれますが、全然そんなことないですよ。
風邪なんて可愛いものです。
柔術は人と人とが密着して行うスポーツですから、他のスポーツと比べてリスクが高いことは間違いありません。
しっかり感染対策して楽しむ必要がありますね。
そんな大変難しい状況ではありますが、8月27日にJBJJF主催の『全日本ブラジリアン柔術オープントーナメント』が開催されます。
最近は、JBJJFの全日本ブラジリアン柔術選手権とか全日本ブラジリアン柔術オープントーナメントとか、SJJJFの全日本柔術選手権とか、全日本と名のつく大会がいっぱいあって、どれが本当の意味での日本一を決める大会なのか非常にわかりにくいですよね。
私も最初は、どれが本当の意味での日本一を決める大会なのかわからなかったのですが、JBJJFのHPを確認してみると、JBJJFでは大会ごとに、その大会の規模感とかレベルに合わせてランクをつけているようです。
https://www.jbjjf.com/ranking/
ランク1から7まで格付けされている中で、最も上位に当たるランク7に唯一君臨するのが、全日本ブラジリアン柔術選手権です。
(画像はJBJJFのHPより引用。)
これまでの歴史なども含めて考えると、この大会こそが真の日本一を決める大会であることに異論を唱える人はいないでしょう。
ちなみに、8月27日に行われる全日本ブラジリアン柔術オープントーナメントはランク5に位置付けされていて、全日本ブラジリアン柔術選手権よりも二つ下の位置付けとなっています。
ランク7の一つ下の、ランク6が30歳以上の日本一を決める全日本マスターなので、アダルト世代の柔術家にとっては、全日本選手権に次ぐ大きな大会と言うことになりますね。
柔術家であれば誰もが一度は憧れる日本一の栄光。
この大会に、当ブログのサポート選手であるPATO STUDIOの土屋皓仰が出場します。
【JBJJF全日本】アダルト紫帯ライト
優 勝 土屋皓仰(PATO STUDIO)
準優勝 黒谷善行(EVOX)
3 位 馬場広志(X-TREME柔術アカデミー)糸洲実(リバーサルジム新宿Me,We)#JBJJF全日本2022 pic.twitter.com/k4mqkJCWBq— Jiu Jitsu NERD (@Jiu_Jitsu_NERD) April 9, 2022
すでに今年の全日本選手権のアダルト紫帯ライト級で優勝して、日本一の座に輝いているのですが、今大会でも優勝して正真正銘の日本一となって、年間ランキングでもトップを虎視眈々と狙っているようです。
聞くところによると、週に3回ほど選手練で日本トップの柔術家達とバチバチに鎬を削っているとのこと。
錚々たるメンツと一緒に切磋琢磨しているようです。
相当ハードな練習をしているようです。
これはもう完全にプロレス pic.twitter.com/d2eGcAiAMf
— 西林浩平 (@kohei24) June 16, 2022
これは確実にプロレス pic.twitter.com/LLlQ6Njbo8
— 西林浩平 (@kohei24) June 28, 2022
相当ハードにプロレスの練習をしているようです。
これまで、ほとんど練習してこず、元々持っていたポテンシャルだけで、ほとんどの試合で優勝してきた男が、日本最高の環境で真剣に柔術に取り組めばどこまで強くなれるのか?
正直言って、今回の大会でも圧倒的な力を見せて優勝すること間違いなしかと思いますが、流石に全日本レベルの大会だけあって、土屋君以外にも注目選手が多数エントリーしています。
以下が土屋くんが出場する紫帯ライト級とオープンクラスのエントリーリストです。
注目の選手は沢山いるのですが、中でも個人的に特に注目しているのが、エクストリーム海老名の須藤選手と、『ディープハーフクラブ』ことカルぺディエム芦屋の為房選手の二人です。
須藤選手はヒールフックなどの足関節を武器にした総合格闘家でRIZINにも出場した経験があることから知っている人も多いかと思います。
去年行われた全日本ノーギでノーマークの存在だったのに関わらず、並み居る競合選手を軒並み退けて優勝し彗星のごとく現れたことで柔術界で一躍有名となったのは記憶に新しいところです。
足関節の極めに特化したスタイルは、見ていて非常に面白く、一見劣勢に見えるところからでも一本を狙うことのできる選手です。
ガードを得意としていることもあって、トップゲームを得意としている土屋くんとは非常に噛み合いそうですが、今回は須藤選手が得意としている足関節技の多くが禁じられた柔術紫帯ルールでの対戦となるので、対戦した場合、どのような試合展開になるのかが非常に楽しみです。
もう一人の為房選手は、柔術家なら知らない人はいない、あのディープハーフクラブの岩崎さんの弟子の一人。
師匠である岩崎さんのスタイルそのまま、ディープハーフとオーバーアンダーを武器に、ギ有り、ノーギ問わず多くの大会で活躍している最近の柔術界における注目選手の一人です。
順当に行けば、今年の全日本王者である土屋くん優位なのは間違いありませんが、一つ不安な点を挙げるとすれば、過去に土屋くんが連勝街道を突き進んでいる際に唯一黒星を付けられた相手がディープハーフクラブの選手だった点です。
本人曰く、当時と今とではレベルが違うとのことなので心配なさそうですが、彼がディープハーフを得意とする選手と当たった場合、どのような柔術を見せるのか非常に楽しみです。
この二人は間違いなくトーナメントの注目選手ですが、やはり客観的に見て、最も注目されマークされる存在であるのは土屋君でしょう。
今年紫帯ライト級で日本一になった男がそのまま、同じカテゴリーで試合に出てくるんですからマークされないわけがありません。
また、ライト級以外でも紫帯はフェザー級、ライトフェザー級と現時点で10人以上がエントリーしていて盛り上がりを見せています。
無差別級には、あのATOSで練習していたカウアンタニノ選手がエントリーしていることもあって柔術家なら目の離せない大会になること間違いなしです。
もし仮に土屋君とカウアン選手が無差別級で対戦した場合、流石に勝利するのは厳しいでしょうが、それでも何か起こしてくれそうな期待を抱かしてくれるのがこの男です。
全日本優勝の実績が評価され、今年度からサプリメントブランドのビーレジェンドとアディダス柔術着からのサポートも受けることになった土屋君。
黒帯でもサポートとかスポンサードを受けれる選手は少ない中、彼は紫帯にしてすでに3社からサポートを受けています。
まあ、当ブログのサポート内容なんてしょぼいので、実際はあってないようなモノですが。。。
この事実が間違いなく彼の実力を表している証拠でしょう。
本人に聞いてみたところ、サポートが増えて嬉しい気持ちと共に、背負う物が増えて、柔術にかける熱がさらに増しているとのことなので、今大会を盛り上げてくれること間違いなしです。
柔術家の皆さんは是非今大会の土屋君の活躍に注目してみてください!