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一回の練習にかかるコストについて考えてみた。

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トミショー
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こんにちは!柔術ブログ『BJJMONSTER』管理人のトミショーです!

今回の記事のテーマは『コスト』

以前から練習する際に、膝の古傷を傷めないように膝にグルグル巻きにテーピングを巻いているのですが、先日、つい手持ちのテーピングを切らしてしまい急遽ドラッグストアで購入しました。

何の気なしに、いつもと同じサイズのテーピングをレジに持っていて会計をしてもらったのですが、その際に表示された金額を見て少し驚きました。

いつもはネットのまとめ買いで、一巻300円程度で購入しているテーピングが、ドラッグストアではその2倍以上の600円という値段で販売されていました。

テーピングなしで練習するのは考えられないので購入しましたが、かなり損をしてしまった気分です。

そこでふと思ったのが、一回練習に行くごとに発生しているコストについて。

私個人の場合ですが、今回購入したテーピングも大体3回も練習に行けば消費してしまいます。

一巻600円のテーピングを3回の練習で使ってしまうので、一回当たりで計算してみると約200円。

このテーピング以外にも、指の怪我防止のテーピングも毎回巻いています。

その他にも、電車で道場に行く人は交通費、車やバイクで道場に行く人はガソリン代や駐車場代など、一回道場に行くことによって消費している時間やお金は思っている以上に沢山あります。

『そもそも趣味でやっている柔術に、コストなんて考え方をするなんて意味がない』と思う人もいるかと思いますが、かかっている時間やお金を考えることで、より道場にいる時間を有効に使おうと思えるキッカケになるのではないかと思い、この記事を書きました。

是非、最後までお読みいただければ幸いです。

一回道場に行くだけでこんなに時間がかかっている

まず、そもそも一回練習に行くのにどれくらい時間が掛かるのかは人によって全く異なりますよね。

道場のすぐ近くに住んでいて5分〜10分で道場まで行ける人もいれば、道場まで車で1時間以上かけて通っている人もいるでしょう。

そこでtwitter上でアンケートを取ってみました。

アンケートにご協力頂いた皆さんありがとうございます。

自宅や職場から道場までどのくらいの時間がかかるのか調査してみたところ、15分以内の人が最も多く42%で、次に多かったのが30分程度で38%弱という結果になりました。

個人的なイメージでは、道場まで遠い人が多いと思っていて、だいたい30分から1時間くらいの人が多いと思っていたのですが、30分以内の人が80%と少々驚きの結果となりました。

皆さん通いやすさを重視して道場選びをしているのが想像できますね。

私も自宅から道場まで約30分程度なのですが、このくらいの時間だと、道場に行くのに時間がかかっているという感覚にはなりませんよね。

私が通っている道場では、一回の練習が約2時間のカリキュラムです。

調べてみると、多くの道場が大体1時間半から2時間程度でクラスの時間を編成されているようです。

どこの道場でも途中参加と途中退室は自由だと思いますが、仮に2時間のクラスに出た場合、道場までの往復の時間とクラスの時間を合わせると、一回の練習に約3時間という時間がかかることになります。

3時間という時間を聞いてどのような印象を持たれましたか?

『大体それくらいかかるだろう。』

『意外と結構時間がかかっているんだな。』

色々な意見があるかと思います。

私個人の意見としては、結構時間を取られてしまっているなと思いました。

現在の日本の1時間当たりの最低賃金は全国平均で930円だそうです。

私の住んでいる大阪では、1時間当たりの最低賃金が992円となっています。

つまり3時間働けば、約3000円の賃金が得られる計算になります。

機会費用の考え方で言えば、一回の練習に3時間という時間がかかっているということは、一回練習に行くごとに3000円のお金を手に入れる機会を損失していることになります。

しかもこれは最低賃金で計算していますし、柔術をやっている人の多くが30〜40代ということを考えれば、多くの人が実際にはもっと多くの額を損失している計算になるかと思います。

『時間こそ最大の資産』という言葉もあるくらいですから、3時間という時間は考え方によってはかなりのコストと言えるのではないかと思います。

テーピング代

練習に行くときに発生するコストは時間だけではありませんよね。

怪我の予防などに使う『テーピング』もコストの一つです。

していない人もいるかと思いますが、怪我の予防などの意味合いで、体のどこかしらにテーピングを巻いて練習している人も多いかと思います。

私の場合、練習に参加する際は必ず膝と指にテーピング巻いています。

膝は過去に怪我した部分の再発防止のためで、指は柔術をしていると痛めることが多いので怪我の予防のために巻いています。

何度も膝を痛めていることもあって、かなりガッチリテーピングを巻いているので、ネットで最安値のテープをまとめて購入していますが、それでも大体1ヶ月に3000円以上はテーピング代がかかっています。

練習頻度は大体週に2〜3回程度なので、一回の練習で毎回300円のコストが発生していることになります。

1回300円だったら大した金額じゃない気もしますが、コレが柔術を続けている間ず〜〜っと続くとなるとどうでしょうか?

私は現在27歳で、柔術でいうとアダルトカテゴリーに分類されますが、5年後や10年後、マスター世代になっても生涯スポーツとして柔術を続けたいと思っています。

その場合のテーピングにかかる費用を計算してみます。

1回300円かかっているとして、1ヶ月に10回練習する場合、単純計算で1年で120回練習する計算になります。

120回×300円は36000円。

1年でテーピング代だけで36000円かかる計算になります。

結構バカにならない負担ですよね。

怪我がなくテーピングなんて必要ない人からすれば、考えられないくらいの負担ではないでしょうか?

ただ驚くなかれ、コレが5年続いた場合、単純計算で36000円×5年で、なんと180000円がテーピング代として必要になる計算です。

180000円。。。。

え???

やばくないですか???

180000円って。。

10年だったらその倍です。

正直計算してみてビックリしました。

私自身膝を痛めてから色々試してみた結果、サポーターよりもテーピングの方が明らかに安定していて恐怖感が少ないと思い、毎回テーピングを巻くようにしているのですが、この金額を見て正直気が変わりました。

今後はスパーリングをする日以外はサポーターをつけることにして、テーピングは膝に負担がかかる時のみ使用しようと思います。

私の場合、痛めている部分が『膝』ということもあり、必要なテーピングも大きいサイズのものが必要で、その分テーピング一巻あたりのコストも上がってしまっていることもありますが、同じく毎回テーピングを巻いている人は、同じとは言いませんが、柔術人生のトータルでみるとかなりのコストがかかってしまっているのではないかと思います。

今回はドラッグストアで購入したテーピングの値段で計算しましたので、ネットで最安値でまとめ買いしたりすればもう少し安くなるとは思いますが、それでもかなりの金額であることは違いませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

機会費用やテーピング、移動費や駐車場代などを考えると、一回練習に行く際に発生するコストって意外と馬鹿にできませんよね。

それを長い目で見た際のコストは人によりけりですが、計り知れないものがあるのではないかと思います。

これだけコストがかかっているのですから、道場にいる時間を最大限有益な時間にしないわけにはいきません。

道場にいる間、何となくいつもと同じ人といつもと同じようにスパーリングしているのは、果たして有益な練習でしょうか?

現在はコロナ渦ということもあって、大会の開催が延期や中止になったりと、なかなかモチベーションを保ちにくい状況ですよね。

ただ逆に、基礎や基本のテクニックを身につけるのに今ほど最適な時期はないでしょう。

道場に行く前から、その日のテーマを決めたり、練習したい内容を頭に入れて、マットの上で有益な時間を過ごせるように努力しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
トミショー
ブラジリアン柔術が生きがいです。 柔術家に関する役立つ情報や、柔術に関する面白い記事を書けるように努力していますので、是非サイト内を色々と回ってみてください。