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『柔術家インタビュー企画第5弾』諦めなければ夢は叶う!?苦節7年で青帯に昇帯した岩井さんにインタビューしてみた。

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トミショー
トミショー
こんにちは、柔術ブログ『BJJMONSTER』管理人のトミショーです!

柔術家インタビュー企画第5弾!!

大好評?となっている柔術家インタビュー企画も、今回で早5回目になります。

第5回目となる今回は、モンスターハウス所属の岩井秀雄さんにインタビューさせていただきました!

トミショー
トミショー
岩井さん本日はよろしくお願いします! 
岩井さん
岩井さん
よろしくお願いします!

岩井さんは柔術を始めてから7年目に青帯を取得しています。

青帯を取得するまでの平均期間は1〜2年程度とされていますが、

実は柔術を始めた白帯のほとんどが青帯を取得する前に柔術を辞めてしまっています。

このインタビュー記事では、岩井さんが柔術を始めたキッカケから、

青帯を取得するまでの7年間について色々とお話を伺っていきたいと思います!

青帯を目指している人にとって参考になる点が多数あると思いますので、

是非最後までお読みください!

トミショー
トミショー
既に色帯以上の方も、是非最後まで読んでみてくださいね。
この記事を読めば

白帯が青帯になるために大切なことがわかる。

基本情報

名前 岩井秀雄

生年月日 1975年10月24日

所属 モンスターハウス

帯色 青帯

階級 フェザー級

主な成績

JBJJF 第2回四国柔術オープントーナメント

マスター3白帯フェザー級優勝

柔術を始めたキッカケ

トミショー
トミショー
まず始めに、岩井さんが柔術を始めたキッカケを教えていただけますか?
岩井さん
岩井さん
柔術を始める前に空手をやっていました。

学生時代、大分県で空手を初めて格闘技にハマったんです。

大阪に帰ってきてから近所の空手道場に行ってたんですが、道場の雰囲気になかなか馴染めず辞めてしまったんです。

ただその後ずっとムヤムヤしてて、もう一度格闘技がしたいなと思って、インターネットで近所の格闘技道場を調べた時にモンスターハウスが出てきたので通うようになりました。

当時寝技が流行っていて、自分もやってみようかと思って。

トミショー
トミショー
そうなんですね!

確かに同じ格闘技を習うにしても、道場によってかなり雰囲気が違ったりしますもんね。

僕も柔術を始めてから出稽古などでいくつかの道場に行きましたが、その都度雰囲気の違いなどに驚いたことがあります。

ほとんどの人が青帯にならずにドロップアウトしてしまう

トミショー
トミショー
柔術を始めた人の過半数が青帯になるまでに辞めてしまうそうです。

↓90パーセントの白帯が青帯になる前に柔術を辞めてしまうという話も。

トミショー
トミショー
『怪我をしてしまった』や『仕事で転勤になった』といった理由は勿論ですが、青帯までの昇帯の難しさもその理由の一つかと思います。

岩井さんは白帯から青帯になるまでに7年と、決して短くはない期間がかかったと思いますが、この点についてどう思いますか?

岩井さん
岩井さん
青帯までに多くの人が辞めてしまうのには、2つ理由があると思います。

1つは、『柔術が打撃もなく怪我も少なく誰でもできる格闘技だ』と言われていること。

格闘技なので、実際にやってみるとそんなに甘くないというのが大きな理由の1つだと思います。

トミショー
トミショー
確かに、打撃のある格闘技よりは最初に始める際の敷居は低いかもしれませんが、実際は格闘技なので、怪我もするし、アザもできるし、始めてみたら想像以上にキツかったという理由も多そうです。

『柔術は怪我の少ない安全な格闘技!』よく聞きますが、半分正解で半分不正解といったところですよね。(笑)

岩井さん
岩井さん
2つ目は、柔術の青帯の取得が他の格闘技の最初の昇帯に比べると難しいからだと思います。

柔術の青帯は、柔道の初段に匹敵するくらいのレベルなので簡単には取れないですよね。

これが理由で青帯までに諦めてしまう人も多いと思います。

トミショー
トミショー
確かに、柔術の青帯は他の格闘技の最初の昇帯よりも難しいかもしれませんね。

一概に比較できるものではありませんが、実際、柔道の初段は一年くらいで取れると言われているので、それと比べると柔術青帯は意外と難易度が高いのかもしれません。

空手と空道の黒帯で柔術白帯の羽島さんも、柔術の青帯になるのは難しいと思うといったことを言われていました。

白帯から青帯までの7年間を振り返って

トミショー
トミショー
岩井さんが青帯になるまでの7年間のお話も聞かせてください。

岩井さんは何歳の時に柔術を始めましたか?

岩井さん
岩井さん
36歳の時に始めて、今年で9年目になります。
トミショー
トミショー
柔術で言うと、マスター2の世代から始めたんですね。

当時の練習頻度はどれくらいでしたか?

岩井さん
岩井さん
始めてから、3〜4年くらいは週に3日くらい練習していました。

40歳になってからは週1くらいです。

トミショー
トミショー
そうなんですね!

週3〜4回練習できると、上達にはかなりいいペースですよね。

2日に1回ペースなので、体力的にもキツ過ぎず、新しい技を覚えたり復習したりに最適なペースだと思います。

40歳を境に練習頻度が落ちたのには何か理由があるのですか?

岩井さん
岩井さん
力に頼りすぎた練習をしていたので、年齢的に無理がかかり怪我が多くなったのが理由です。

仕事に影響するくらいになってきたので練習頻度を下げました。

トミショー
トミショー
そうなんですね。

確かに、練習頻度が多ければそれだけ怪我や疲労のリスクは上がってしまいますもんね。

マスター世代ともなるとしっかり身体のケアをしながら練習することが大切ですね。

トミショー
トミショー
練習頻度が週に1回だけだと、どうしても上達していくのに時間がかかってしまいますよね。

青帯までにドロップアウトしてしまう理由の一つに、『練習頻度が少なくて周囲に先を越されてしまう』という理由もあるようです。

確かに、練習頻度が少なかったりすると、後から入ってきた人にスパーリングで負けてしまったり(スパーは勝ち負けではありませんが)、昇帯で先を越されてしまったりと悔しい思いをすることもあると思います。

岩井さんもそのような経験はありますか?

岩井さん
岩井さん
あります。

確かに負けるのは悔しいですが、僕が所属しているモンスターハウスの仲間は、帯の色関係なく本当に強い人が多いので、練習のスパーリングではそんなに凹むほど悔しくはないです。

みんな強いからやられても当たり前といった感じで、むしろ逆に練習にも熱が入るようになります。

トミショー
トミショー
なるほど。

確かに練習でやられることは悪いことではなく、むしろ成長するために必要なことなので、そうやってポジティブに考えることが大切ですよね。

トミショー
トミショー
悔しい経験をした際に、柔術を辞めようかと思ったことはありましたか?
岩井さん
岩井さん
辞めようと思ったことは全くなかったです!

試合に勝てない挫折感や怪我も含めて、柔術で経験したこと全てが楽しかったです!

負けることは悔しいですが、僕の場合はむしろ逆に気合が入ります。

多分、柔術変態!(笑)

トミショー
トミショー
そうなんですね!

怪我まで楽しいとなると、確かに変態かもしれませんね!(笑)

確かに、僕も柔術で一度大怪我をしましたし、試合で何度も負けてきましたが、その経験も今振り返ってみると全て楽しかったなと思います。

仲間と楽しみながら続けていれば自然と強くなって、帯の色も変わっていくのかもしれませんね。

青帯を目指す人へのアドバイス

トミショー
トミショー
紆余曲折ありながらも、見事青帯を取得した岩井さんが考える、青帯になるために最も大切なことはなんだと思いますか?
岩井さん
岩井さん
青帯になるために最も大切なのは試合に出場することだと思います!

僕のようになかなか青帯になれない人は、まずは試合に出まくることが大切だと思います!

僕も途中からはあんまり出なかったですけど。(笑)

試合に出ると、自分の強い部分と弱い部分(肉体面、精神面、技術面)がはっきりと分かるので課題を持つ事ができます。

トミショー
トミショー
試合に出場するのは、帯の色関係なく、上達するのにとても大切な事ですよね。

確かに練習では、どうしても自分が得意な部分ばかり練習したりしてしまって、本当に練習すべき部分は試合が教えてくれたりしますよね。

岩井さん
岩井さん
もう一つは、試合で(高度な技や帯の色関係なしに)カッコよく会場を沸かす人がいてるじゃないですか?

そんな人からインスピレーションを受けて、『俺もあんな試合をしてみたい!』と思うことも大事だと思います。

トミショー
トミショー
確かに、舞台の大きさや帯の色関係なしに、試合会場では、圧倒的なテクニックや狂気的な気持ちの強さなど、試合でしか見られない柔術シーンに目を奪われる事もありますよね。
トミショー
トミショー
試合という舞台で活躍している人を見ることによって、モチベーションを上げて、フレッシュな状態で練習に臨むのも昇帯には大切かもしれません。 
岩井さん
岩井さん
後、わからないことはバンバン道場の皆んなに聞くこと!

当たり前ですが、大切な事だと思います。

(試合は勝ち負け以上に、自分を成長させてくれるキッカケをくれます。)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

岩井さんのお話を聞いていると、柔術を楽しむことが上達にとっていかに大切なのかが伝わってきます。

青帯を目指している人は、目標を『青帯』とするのではなく、『柔術を楽しむこと』に設定することで自然と上達して、そう遠くない未来に青帯を取得できるはずです。

現在はコロナウイルスの影響で、柔術の大会も中止となることが多くなりました。

多くの道場で試合での成績が昇帯の一つの参考でしょうから、昇帯の目標が遠ざかってしまいモチベーションが下がっている人もいるかと思います。

自分もそうでした。

柔術を始めた時は、柔術がただただ楽しかったので、『楽しみながら強くなりたい』という目的を持っていたのにも関わらず、いつの間にか帯の色ばかりに囚われてしまって、最初の目的が切り替わってしまっていました。

大切なのはいつでも『初心』ですね。

難しい時期であることは間違いありませんが、こんな時期だからこそ、楽しみながら練習することでまた何か新しい発見があるはずです。

新しいテクニックを身につけたり、スタミナや筋力をアップしたり。

今身につけた技術や体力が、大会が再開されるようになった頃に輝いてくれるはず!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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ブラジリアン柔術が生きがいです。 柔術家に関する役立つ情報や、柔術に関する面白い記事を書けるように努力していますので、是非サイト内を色々と回ってみてください。