トップ画像は国際柔道連盟(IJF)より引用。
国際柔道連盟(IJF)が8日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月から中断している国際大会を9月から再開する方針だと発表しました。
柔道、国際大会再開は9月の方針 - 国際連盟が発表、3月から中断中https://t.co/jOmN7hvctM
— 共同通信公式 (@kyodo_official) June 9, 2020
既に、日本を含め、各国・地域連盟に通達したが、具体的な大会や開催地などの詳細はまだ協議中ということです。
未だ乱取りなどの打ち込みが行われていない状況で、わずか3ヶ月後に国際大会を再開するのは、あまりにも早すぎるような気もするのですが、これは来年7月に延期された東京五輪の出場権を争う全ての選手にチャンスを与えるため、移動などの公平性を考慮した上で可能と判断すれば中止となった大会も実施する方針とのことです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4dfb2c7cbd6be218ef69f0f1b35587453546731
ただ、中止となった大会は、UAEやブラジルなどでの大会も含まれているようですが、
ブラジルなんかは現在のところ感染が爆発的に拡大している状況なので、3ヶ月後にスポーツの国際大会を開催するというのは到底不可能ではないでしょうか?
いずれにせよ、こうなると我々が気になってくるのがブラジリアン柔術の国際、国内の大会の開催はあるのか?ですが、6/16(火)現在のところ、IBJJF、JBJJF両者のホームページを確認したところ特に新しい情報については入ってきていません。
以下、IBJJF、JBJJFの公式ホームページへのリンク。
ちなみに、JBJJFの大会スケジュールを見てみると、8月以降はまだ開催予定だった試合会場の名前がスケジュールに載ったままなので、もし情勢が回復した場合は順次再開があるのかもしれません。
IBJJFの公式ツイッターも現在のところ、今後の予定についての新たな言及は特にありませんので、中止になった大会の開催は現在のところなさそうです。
– We will be back
– Estaremos de volta
– Volveremos
– Torneremo
– Nous reviendrons
– Wir werden zurück kommen
– 私達は戻ってきます。
– Мы вернёмся pic.twitter.com/wc27GnYSWz
— IBJJF (@ibjjf) June 14, 2020
私たちは帰ってきます。 we will be backの声明文の掲載のみ。
なんせ、柔道でも濃厚接触となる寝技の練習を控えているということから、寝技を主体とする格闘技であるブラジリアン柔術にとってはこの情勢はかなり厳しいでしょう。
柔道に比べても国際大会の開催などはかなり遅れることが予想されます。
今回の国際柔道連盟の9月以降大会開催の目的も、延期となった五輪への影響を最小限に抑えるためでもあるので、五輪などの全世界が注目する国際的なイベントのないブラジリアン柔術の再開はまだまだ先になるでしょう。
特に国内の大会などは、やはり少なくとも今年いっぱいは開催されないと見ておいたほうがよさそうです。