こんにちは、BJJMONSTERです!
今回のブログのテーマはマイキームスメシ。
今をときめく柔術家で、僕も大好きな選手です。
今回のブログのテーマは、タイトルにもあるように、
今後5年間はマイキーの覇権が続くこと間違いなし。
マイキーはなぜここまで他を寄せ付けないくらい強いのでしょうか?
その強さの秘訣を考えてみます。
目次
理由その1〜勝利への黄金パターンが出来上がっている
マイキーの強さの1番のポイントは、何と言ってもスタイルが完成されていること。
典型的な勝利へのパターンが足関節とベリンボロ。
階級がルースターorライトフェザーと軽量級なので、ダブルガードの展開になりがちですが、ダブルガードになったらマイキーの右に出るものはいないといった状況。
相手の足が出ていればフットロックで、足関から逃げようとしてきた相手にはベリンボロ。
特にフットロックは、現役の柔術家の中で最強と言っても過言ではない破壊力です。
マイキームスメシのブーティフットロックよくインスタで見るけど、相手が力なくタップする瞬間足首音鳴っとんどーになってると思うとめちゃくちゃ怖いわ。
筋肉に引っ張られて骨が剥離したり、靭帯が断裂したり、骨が明確に折れたり、想像できちゃうから、見てると目を覆いたくなる。— ダヴィデ (@plan_cY) April 23, 2020
相手もそれをわかっているはずなので、トップを選択することもありですが、
そうなると世界一堅いと言われるガードをパスしなければいけません。
しかも、マイキーはデラヒーバだけでなく、クローズやラッソーなどの他のどのガードも得意としているので相手からすると地獄です。
理由その2〜AOJにCTA、さらにはジメネス。練習相手も超一流
マイキーは、色帯時代はAOJで練習していて、黒帯になった現在ではCTA(カイオテハアカデミー)で練習と、常に超一流の選手達と一緒に練習してきています。
やはり、一流になりたければ一流と一緒に行動しろとよく言われているように、
柔術でもトップになりたければ、トップ選手達と一緒に練習することが大切なのは間違いないでしょう。
明らかに、マイキーのベリンボロはAOJ仕込みですし、必殺技のフットロックも師匠のカイオテハが得意としている技術です。
こうして、普段からトップ選手達のテクニックを学んで、自分のものにしているからこそあれだけのテクニックを磨き上げることができたのでしょう。
マイキー&タミーのムスメシ姉弟がカイオ・テハのCTAから離脱を自身のSNSで発表。https://t.co/nofuXRQVUu
— Jiu Jitsu NERD (@Jiu_Jitsu_NERD) March 27, 2020
現在では、飛ぶ鳥を落とす勢いでノリにノッテいるジメネスとも一緒に練習しているようなので非の打ち所がありません。
ジメネスも、現在では飛ぶ鳥を落とす勢いでノリにノッテいるので、お互いにより成長できるのは間違いなさそうです。
普段から超一流の選手達と常にしのぎを削っているので、試合で対戦する相手の方がむしろ楽なのかもしれません。
理由その3〜妹が柔術黒帯で練習パートナーに困ることがない
あとは、これも重要なポイント。
マイキーにはお姉ちゃんがいて、そのお姉ちゃんも柔術黒帯です。
階級もマイキーと同じくらいで、共にテクニックを重視するスタイルなので、
これ以上ない練習パートナーです。
柔術界では、兄弟揃ってトップ選手ということも少なくなく、
有名どころでいうと、メンデス兄弟やミヤオ兄弟などが挙げられます。
彼らがトップに君臨することができたのも兄弟がいたおかげでもあると思います。
相手に気を使う必要がなく、気が済むまで打ち込みや反復練習に時間を使うことができたりと兄弟が練習パートナーというのはメリットしかありません。
ことマイキーに関しても、お姉ちゃんのタイニームスメシはマイキーよりも黒帯を巻いている期間が長く、戦績も女子アダルト黒帯のトップレベルです。
練習パートナーも世界最強。
強くなるための環境がバッチリ整っていることは間違いありませんね。
理由その4〜普段は70キロ以上!?階級の選択も自由自在
あと、これは確かではありませんが、マイキーの普段の体重は70キロくらいあるようです。
ルースターのイメージがあるマイキーですが、普段は割と一般的な体重なようです。
フェザー級でも戦えるくらいの体重ですが、そこから減量してライトフェザー やルースターに階級を下げているので、もともとルースターくらいの体型の対戦相手からすると、かなり力の差を感じるでしょう。
普通に力もかなり強いみたいです。
最近では、減量もきつくなってきているようで、昨年の大会では、直前でウエイトオーバーしてしまって、道着を交換して髪の毛を坊主にしてなんとか計量をパスした事が話題になりました。
今後は、ルースターまで減量することは少なく、ライトフェザーがメインになってくると思いますが、この階級でも全く問題なく無双しそうですね。
先日行われたヨーロピアンでも、危なげなく優勝していたことは記憶に新しいです。
同じ階級に目立ったライバルがいないので、しばらく無双状態が続きそうです。
本人も負ける気なし?どんな相手でもかかってこいスタンス
本人も自信があるようで、先日行われたヨーロピアンでは初のオープンクラスに参加。
モハメドアリ相手に惜敗するものの、ニアバックまで行ったりとものすごい激戦でした。
本人のSNSなどを見る限りは、今後もオープンクラスにも参加するみたいです。
カイオ・テハ、賞金1万ドルでマイキー・ムスメシとのギ試合に挑む有名ヘヴィー級選手を募集。ただしブシェシャはナシ。カイオとしてはキーナンやメレガリ、レアンドロ、エルバースとか面白そうとの事。https://t.co/x8Y23e6Nif
— 岩井洋一(柔術新聞 速報版) (@busujiujitsu) February 14, 2020
今後は、スーパーファイトで重量級の大物との試合も見れそうです。
どんな相手でもかかってこい(ブシェシャを除く)と言っているくらい現在の実力に自信を持っているは間違いないありません。
誰がマイキーを倒すのか
今回挙げた4つの理由から考えて、必勝スタイルが出来上がっていて、今後さらに強くなる為の環境が整っているマイキーが簡単に負けることは想像できません。
個人的には、マイキーの牙城は今後数年間は崩れる事がないと思いますが、
こうなってくると今後誰がマイキーの牙城を崩すのかが楽しみですね。
永遠のライバル、ミヤオがマイキーの牙城を崩すのか?それとも伏兵が現れるのか?
コロナウイルスの影響で、当分は柔術の大会は開催できなさそうですが、
再開してからのマイキームスメシの試合は要チェックです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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