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その男、凶暴につき〜エルバースサントス〜

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こんにちは、BJJMONSTERです!

以前から、ブラジリアン柔術におけるスター候補生や自分の好きな選手をブログで紹介していますが、今回も引き続き個人的に注目している選手を紹介したいと思います。

今回紹介する選手は、悪童問題児エルバース・サントスです!

特徴は?

サントスはEsquadrão JJ(何て読むのかわからない)所属のブラジル人の黒帯です。

特徴は何と言っても、

ダイナミックなテイクダウン

アクロバチックなパスガード

一撃必殺の足関節

の3つにつきます。

説明するよりも、ハイライト映像を見ていただく方がわかりやすいかも。↓

破壊力抜群のテイクダウンに、顔つきからは想像できないほどの柔らかいパスガード。

トミショー
トミショー
空中での腰切りパスはまさに芸術。

足関節での一本勝ちも非常に多いです。特に膝十字が得意。

調べてみると、サントスはキャリア通算で243回勝利していて、そのうち135試合を一本勝ちで勝利しているようです。

バックからの絞めが最多ですが、その次が膝十字とトーホールドとなっていて、

足関節でのフィニッシュが多いのはデータ上でも確かなようです。

(BJJHerosより引用。)

試合中に大乱闘!?濃すぎるキャラクター

海外の柔術界でも、サントスのキャラクターは有名なようで、

試合のオファーを受けたと思ったら、数日後にドタキャンしたり。

ドタキャンしたと思ったら、その後でまたオファーを受けたりと、

かなりの気分屋で、典型的なブラジル人といった性格の選手です。

そんなサントスが最近で最も柔術界を騒がせたのが、BJJSTARSでの大乱闘。

フェリペ・ペナとの試合中、観客席に向かって突如猛ダッシュ。

観客と相手のセコンド?に対して飛び蹴りや体当たりなどやりたい放題。

もちろんそのまま試合は終了しています。

調べてみたら、ペナとは過去にも対戦していて、その頃からかなりお互いにやり合っていたそうです。

その他にも、試合で相手を怪我させておきながら自分の勝利を祝福したり、

トラブルを何度も引き起こし、所属先を5回も移籍したりと、

とんでもないトラブルメーカーです。

トミショー
トミショー
絶対友達にはなれないタイプの人間ですね。

だがしかし、実力は本物

そんな、生粋の悪童でトラブルメーカーのサントスですが、

柔術の実力に関しては疑いようがなく、これまでの戦績もケチのつけようがありません。

これまでに獲得したメダルの数は数知れず。

(IBJJFよりもUAEやアブダビ、ブラジル国内での試合でのタイトルが多いようです。)

過去には、あのATOS代表でADCCチャンピオンであるアンドレ・ガバオンにも勝利しています。

しかし、その他では、ブシェシャやキーナン、メレガリ、ペナ、レアンドロなどには、

軒並み敗れているので、トップ中のトップとは言えないのかもしれません。

ですが、そのキャラクターはもちろんのこと、試合内容も嵐のように動き続ける試合が多いので見ていて退屈することがないのは間違いありません。

サントスの試合で最もエキサイティングなのは、間違いなくモハメド・アリ戦です。

最初のテイクダウンからパスまでの流れがまるで猛獣のようです。

トミショー
トミショー
最初のテイクダウンからパスまでの流れがまるで猛獣のよう。

この試合、何回テイクダウンしてんだよってくらいアリをぶん投げまくっています。

コロナ騒動前はマイキーとのドリームマッチの予定も

コロナウイルスの猛威によって、試合が流れてしまいましたが、

マイキームスメシとのドリームマッチの決定は大きな話題を呼びました。

(JIUーJITSU TIMESより引用。)

ベリンボロvs膝十字

この2つのテクニックの達人が対戦した場合、どちらに軍配が上がるのか?

世界中の柔術ファンが楽しみにしていた試合でしたが、残念ながらコロナウイルスが収束するまではしばしお預けとなってしまいました。

個人的には、マイキーの勝利を予想していましたが、あなたはどちらが勝利すると思いますか?

モダン柔術を駆使して、華麗なテクニックで勝利する選手も見ていて面白いですが、

サントスのようなパワーとスタミナを全力で使った選手も見ていてとてもワクワクしますね

以上、独断と偏見で、好きな柔術家を適当に紹介していくBJJMONSTERブログでした!

最後までお読みいただきありがとうございました!

ABOUT ME
トミショー
初めましてブロガーの、、とブロガーと名乗るのは申し訳ないレベルの趣味ブロガーのトミショーです。 当ブログはもともと、筆者がのめり込んでいたブラジリアン柔術に関する内容につてが主だったのですが、続けているうちにブログそのものが楽しくなってきて、私自身の生き方や考え方、お気に入りの物などを紹介する記事なども更新しています。 こう見えて、本業は鍼灸師で毎日真面目に仕事をしています。