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足関節の攻防で、ダブルガードはより面白くなる。

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こんにちは、BJJMONSTERです!

4月の最初の週末となり、天気も良いので出かけたい気分ですが、

大阪では外出自粛要請が出ていることもあり、仕事以外では自宅にいるようにしています。

柔術の練習もできず、筋トレをすることもできていないのでとても退屈で、

いつにも増して格闘技(主にブラジリアン柔術)の動画を見漁っています。

いつものように動画を見まくっていた時に、目に留まったのがこの動画。

 

この動画は、ATOS所属のエルバースサントスのハイライト映像です。

トミショー
トミショー
足関節でのフィニッシュが多い!

普段なら、自分とタイプが違いすぎてスルーしてしまう動画ですが、

最近足関節に興味があることもあって、目に留まりました。

この動画を見て思ったのが、柔術やグラップリングにおいて、

最も可能性を秘めているのは足関節の攻防ではないかということ。

可能性というのは、柔術がより面白くなるという意味はもちろんのこと、

強くなる可能性

試合で勝利する可能性

負けている状態から、一発逆転する可能性

などなど、足関節の攻防は柔術の魅力をより広げてくれる可能性のあるものだと思います

ブラジリアン柔術では、IBJJFのルールによって、帯色によって足関節技の禁止事項が

細かく決められているので、特に色帯の試合では、グラップリングや総合格闘技に比べて、

足関節の攻防が少なくなりがちですが、個人的には色帯の頃からガンガン足関節の練習をするべきだと思います!

色帯の頃から足関節の練習を始めるのは、茶帯、黒帯になってから練習を始めるよりも、

多くのメリットがあります!

怪我に気をつけながら、練習からガンガン足関節をやっていきましょう!

色帯から足関節をやる事のメリット

色帯から足関節の練習をしておくことには沢山メリットがあります。

ざっと挙げればこんな感じ。

茶帯になってからのギャップに苦しまない為。

ガードの攻防をより深く楽しむ為。

トーホールドなどを覚えることによって、フットロックのコツがわかるように。

茶帯になってからのギャップに苦しまない為。

せっかく、ダブルガードの攻防を覚えたとしても、色帯の間に足関節の練習を全くしていないと、茶帯になった途端に足関節の攻防に苦しむことになるとよく言います。

紫帯までに身につけたダブルガードの技術は、足関節が無しという前提の技術なので、

足関節技が解禁されてしまうと、今までの技術が全く通用しなくなることもあります。

どうせ、いずれやるなら早いうちにということで、試合ではもちろんルール上ダメですが、

練習相手と相談して、スパーリングを足関節有りで行うのはとても良い練習になると思います。

ガードの攻防がより面白くなる。

足関節が入ると、モダン柔術の攻防が一変します。

特に、ダブルガードと5050なんかはその典型。

ベリンボロは色帯の頃でしたら、足関節を警戒せずに仕掛けることができますが、

茶帯以上になると、フットロックはもちろんですが、トーホールドや膝十字など、

とにかく様々な足関節によるカウンターを気をつけなければいけません。

同じく5050も、足関節の攻防がなければ、動きの少ない退屈な展開になりやすいですが、

一旦足関節が解禁されると、どの位置からでも足を狙うことができるので、

退屈だったポジションが、一瞬にして非常にスリリングなポジションに変わります。

フットロックのコツがわかるように

また、トーホールドなどの足関節を練習することによって、白帯から解禁されている、

ストレートフットロックの決め方のコツもなんとなく掴めてくるようですね。

これは、ベテラン黒帯の方から聞いた話ですが、

足関節の決め方は千差万別で、コツを掴むのが本当に難しいが、

一旦身体で覚えると、そのあとは簡単に極めれるようになる。

とのことです。

また、そのコツを掴むためには色々な足関節技を練習するのが大切で、

その方も、黒帯になってからトーホールドなどを練習するようになって、

ようやくストレートフットロックが極まるようになったとのこと。

トミショー
トミショー
ちなみに、足関節が上手い人はセットアップの段階で違うようで、足を抱えられた時点で極まってしまいそうに感じるようです!

ダブルガードが得意な人は、みんな足関節も上手い

ベリンボロをはじめとして、現代的ないわゆるモダン柔術を得意としている選手は、

みんな総じて足関節も上手です。

マイキームスメシなんかは代表的な例ですね。

ベリンボロをはじめとしたモダン柔術を得意としていますが、足関節も非常に得意で、

ムンジアルなどでもストレートフットロックで一本勝ちを量産しています。

これは、モダン柔術と足関節の相乗効果でベリンボロを警戒している相手には足関節が狙いやすく、足関節を警戒している相手にはベリンボロを狙いやすいといったことから、相手が非常にディフェンスするのが難しくなってしまっているからだと思います。

マイキーの他にも、アイザックやリーバイなど、モダン柔術を得意としている選手で、

足関節も得意としている選手は意外と数多いです。

怪我だけは気をつけよう!

白帯の頃は、ルールでオッケーの足関節のみがベター

とは言っても、さすがに初心者や白帯の人が足関節をするのは少し危険です。

足関節は他の関節技に比べて、タップのタイミングが難しいですし、

中には無理に耐えたりしてしまう人も多いです。

足関節はタップが遅れてしまうと、重大な怪我に繋がる恐れもありますので、

ある程度タップのタイミングがわかるようになった色帯以降に練習するのが無難です。

そうはいっても、通常のフットロックをはじめ、

ベリーダウンフットロックや、デラヒーバフットロック、エスティマロックなどなど、

白帯でも解禁されている足関節技というのは以外に沢山あります。

練習は怪我のないように注意して行うようにしましょう!

ルールに則って、安全に行えば怪我をすることなく有意義な練習ができるようになること間違いなしです!

早く道場で練習したいことに間違いありませんが、しばらくは自宅で動画を見るなど、

外出は自粛しつつも強くなる為にできることをやりましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
トミショー
ブラジリアン柔術が生きがいです。 柔術家に関する役立つ情報や、柔術に関する面白い記事を書けるように努力していますので、是非サイト内を色々と回ってみてください。