こんにちは、BJJMONSTERです!
最近オモプラータの動画を色々と見ていたのですが、AOJの動画でトップからのオモプラータが紹介されていました。
動画では、サイドポジションからオモプラータに移行する方法を説明しています。
手順としては、
①通常のサイドポジションとは違って、相手に背を向けた状態でポジションをキープする。
②右肩と上半身で相手の上半身をコントロールして、左手で相手の脚の動きをコントロールする。
③しっかりと相手を抑え込むことができれば、自分のお尻の位置をずらして、相手の手前の腕を自分の両脚の間で挟む。
④両脚で挟んだ腕をしっかりコントロールしながら回転し、オモプラータの形へ。
メンデスを始めとして、タリソン・ソアレスなどの軽量級のトップ選手が試合でよく使っているのを目にします。
基本的には、サイドポジションを獲得できれば、まずはポジションを失わないようにして
バックやマウントなどのさらに有利なポジションに移行する
ポジションを失わないように気を付けながらサブミッションを狙う
上記の2つを狙っていくのが大原則です。
ですので、サイドポジションからの第一選択肢としてオモプラータを狙う方法は原則から外れてしまうのでオススメできません。
この技は、相手が非常に良いディフェンスをしていて、一般的なサブミッションを狙うことができない場合に、意表をつくことができるとても良い選択肢の一つですね。
動画で紹介しているサイドポジションは通常とは少し違う形です。
上記のサイドポジションを作ることができれば、完全に相手をコントロールした状態でサブミッションを狙うことができるので、まずは安全な形を作れるように相手をコントロールすることを狙いましょう!
あくまでも、まずはセオリー通りポイントを重ねていくことが大切。
相手のディフェンスが固い場合は、まずニーオンベリーで2ポイントを。
試合の場合はニーオンベリーで2ポイント獲得できれば、そのまま相手の動きを待つこともできますね。
相手はそのままでいると負けてしまうので、動くしかなく、必ず逃げようとして暴れ回ります。
そういった瞬間にミスを犯すことが多く、不用意に腕を出してきた場合は腕十字を狙ったり、必死になって背を向けて逃げてきた場合はバックへの移行を狙うことができます。
今回紹介したトップからのオモプラータは基本のアタックがうまくいかない場合にオススメです。
管理人も練習で何度か狙ってみて感触は良いですが、少し難易度が高いので、何度も打ち込みをしようと思います!
サイドポジションからの選択肢の一つとして、知っておいて損をすることは無いテクニックですので、是非打ち込みやスパーリングで試してみてください!