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グリップを強くしたい柔術家はトレーニングの際にパワーグリップを巻くべきか?

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こんにちは、BJJMONSTERです!

柔術とウエイトトレーニングは相性がよく、トレーニングで筋力を鍛えることによって、

柔術でも力負けすることが少なくなります。

競技力アップには、全身をトレーニングすることが理想ですが、

柔術をはじめとする組み技系格闘技では特に背中の筋肉を鍛える事が重要です。

背中には大きく分けて、

身体を反らすための筋肉である脊柱起立筋

腕を後ろに引く(脇を閉じる)ための広背筋

の2種類が存在します。

どちらも柔術では非常に重要な筋肉で、

相手に掴まれているグリップを切る時

相手の襟を引きつけておく時

などによく使う筋肉です。

・脊柱起立筋が弱いと、相手に襟を引かれた際に上体を起こせない。

・広背筋が弱いと、相手の襟を引きつけておくことができない。

どちらの筋肉もウエイトトレーニングで効率よく鍛えることができます。

種目名で言うと、デッドリフトベントオーバーローイングなどが代表的ですね。

柔術家でもウエイトトレーニングをする際のメニューに取り入れている人は多いと思います。

私も背中のトレーニングをする際は、上記の2種目は必ず行いますが、

先日、友人達と一緒にトレーニングした際に、素手でバーベルを扱っている人が多くいることにビックリしました。

バーベルを引き上げる系の種目では、グリップの補助のためにパワーグリップやリストストラップなどのグッズを使うのが一般的です。

素手でトレーニングを行う人の目的としては、背中の筋肉を鍛えるのと同時に、握力を鍛えてグリップ力をより強化するというものがほとんどかと思います。

しかし、自分の背筋力でギリギリ扱えるくらいの重量になってくると、素手では握り続けることができません。

仮に握っておくことができたとしても、グリップを維持することに精一杯で、背中の筋肉を集中して鍛えることは難しくなってしまいます。

パワーグリップを使用する目的はいたってシンプルで、

高重量でトレーニングをする際の握力の補助という目的があります。

多くの人がトレーニングを続けていると下の流れのようになります。

①背中のトレーニングを始める。

②続けるうちに筋力がついてきて、扱える重量が増えてくる。

③バーベルの重量を重くしてトレーニングを行うが、背筋よりも先に握力が持たなくなってしまう。

何回かトレーニングを続けていると、扱える重量が増えてきますが、背中の筋力の向上スピードに握力はついていけません。

稀に、グリップを付けずに超高重量を扱う強者も存在しますが、(特に格闘家に多い印象)

ほとんどの方はパワーグリップなどを使用することをお勧めします。

BJJMONSTER
BJJMONSTER
100キロのバーベルも素手で楽々とベントオーバーローイングできる人種もいてる。
YURIE
YURIE
100kg!?バケモノやん。

パワーグリップを使用すれば、重たい重量のトレーニングでも握力を気にすることなく背中の筋肉を追い込むことができます。

逆にグリップを使用せずに、素手でトレーニングをしている人は、グリップを使うだけで扱える重量が10〜20パーセント近く増えることもあります。

扱える重量が増えた分だけ、背中の筋肉に対する刺激も増えるのでより効率的にトレーニングを行うことができます。

ゴールドジムのパワーグリップは革製で、非常に耐久性に優れています。

私も購入してから3年近くコンスタントに使用していますが、まだまだ綺麗で現役です。

グリップを使わずにトレーニングすると背筋と同時に握力も鍛えることができますが、回数を重ねていくと、背中の筋力よりも先に握力の方が持たなくなってしまい、本来の目的である背中の筋肉を追い込みきることができません。

ですので、結論としては、握力を鍛えてグリップ力の向上を目的としている人でも、背中のトレーニングを行う際はグリップと背筋力は分けて鍛えることがお勧めです。

自重以上の重たいバーベルなどを負荷としてトレーニングする場合は、グッズを使用して、

グリップを鍛えることを目的とする場合は、懸垂などの種目を色々な手幅で行う方法がお勧めです。

ボルダリングでよく使用されるフィンガートレーナーもお勧めです。

ボルダリングジムによく置いてあるもので、私も一度試してみましたが、グリップ力強化にもってこいのアイテムです。

これを使えば自宅でもグリップ力の強化が簡単に行えます。

背筋力、グリップ力の向上にお悩みの方は是非試してみてください!

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トミショー
ブラジリアン柔術が生きがいです。 柔術家に関する役立つ情報や、柔術に関する面白い記事を書けるように努力していますので、是非サイト内を色々と回ってみてください。