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ハーフガードは足を抜く前にアタックを!

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こんにちは、BJJMONSTERです!

 

ハーフガードは上下ともに、柔術をやっていると必ず練習しなければいけない展開です。

どのレベルの試合を見ていてもハーフガードの展開は必ず訪れます。

このハーフガードの展開を制することができるかどうかで、試合の勝敗も左右されてしまうほどハーフに関するテクニックは、柔術において必要不可欠なテクニックです!

パスガードのアタックを受けてハーフガードになってしまった際の展開も知っておく必要がありますが、今回のブログではハーフガードに対するアタックについて書いていきます!

ハーフのパスは難しい

ハーフガードのパスは簡単そうに見えて、実は難しいです。

ハーフのパスは要約すると、相手に挟まれている片足を抜くだけです。

しかし、この単純な足抜きの攻防一つをとっても駆け引きが山程あります。

ニースライスを仕掛けようものなら、足を抜かせまいと相手も必死です。

こちらのアタックの隙を見て、相手もスイープのチャンスを常に伺っています。

ハーフガードは上下ともにチャンスがあるポジションなので、常に主導権を握りながら展開を進めていく必要があります。

相手はハーフガーダーか?

相手がハーフを得意としている相手なのか、そうでないのかによってアタックの方法も変わってきます。

流れでハーフになっただけで、特にハーフガードを得意としていない相手に対してはシンプルにニースライスなどのアタックを仕掛けるだけで足を抜けたりしますが、

ハーフを得意としていて、自分からハーフに引き込んでくるハーフガーダーが相手になると話は違ってきます。

ハーフガーダーは、一般的なハーフガードに対するアタックに対して、カウンターを持ち合わせていることがほとんどなので、慎重にアタックを仕掛ける必要があります。

闇雲に足を抜こうとして、ニースライスをしようものなら、

すぐにカウンターを食らってスイープを許してしまうかもしれません。

ハーフになった後の展開で、相手がハーフを得意としているかどうかはなんとなくわかると思います。

ハーフになってぎこちない動きをしているなら、一気にアタックを仕掛けましょう。

逆に、ハーフになってもどっしり構えているならハーフガーダーの可能性大です。

気をつけてアタックしていきましょう!

ハーフに対するアタックで重要なこと

他のガードに移行させない

まず、ハーフガードになったら他のガードに移されないようにしっかりと形をキープすることが大切です。

ハーフガードを苦手としている人は、必ず他のガードに戻そうと必死になって動いてきます。

(クローズドガードやリバースデラヒーバに戻そうとしてくる人が多い。)

別のガードに戻されてしまうと、パスガードまでの段階が増えてしまうので、まずはしっかりとポジションをキープすることが大切です。

ハーフガーダーを相手にしても同じです。

ハーフガーダーの場合は、普通のハーフからディープハーフなどの他の種類のハーフへの移行を狙ってくることが多いです。

ディープハーフを作られてしまうと、通常のハーフをパスするよりも手間がかかってしまいます。

トップからアタックを仕掛けていて、一旦ハーフガードのポジションになったら、他の如何なるガードにも戻らせないようにしましょう!

相手の意識を分散させること

ハーフの攻略において、最も大切なのが、多彩なアタックを仕掛けることです。

パス(足抜き)のアタックだけでなく、同時にサブミッションのアタックを仕掛けていきましょう!

代表的な例として、ニコラス・メレガリの試合映像があります。

 

相手は、ハーフ名人のルーカスレイチですが、パスとサブミッションのアタックを織り交ぜることによって、相手に迷いを生ませて一方的に試合を進めています。

一般的にハーフガードを得意とする選手の試合は、長くなることが多いですが、

(耐えて耐えて最後の最後にワンスイープで勝利するような展開が多い。)

この試合は3分弱で決着がついています。

ここで仕掛けるサブミッションは、フェイクではなく全力で極めに行くようにしましょう!

フェイントであることがバレバレなら相手も危険を感じません。

相手がハーフから形を変えたくなるようにサブミッションのプレッシャーはしっかりとかけましょう!

全力で極めに行くことで、相手がサブミッションを嫌がってパスを許してくれることも多々あります。

相手が、極めに対するディフェンスと、パスに対するディフェンスの2つを同時進行で行わないといけない状況を作ることができれば完璧です。

どんなに上手な相手でも両方を完璧に防ぐことは至難の技です。

サブミッションとパスガードの両方で相手の意識を分散させてアタックを成功させましょう!

この他にも、ハーフに対するサブミッションのアタックは色々あります。

過去のブログでハーフに対するサブミッションについて書いた記事が他にもありますので、まだお読みでない方はぜひ読んでみて下さい。

https://bjjmonster.net/ハーフに対するアタック〜足が抜けない場合は〜

キムラロックでサブミッションとパスを両方狙う方法も強力です。

https://bjjmonster.net/キムラトラップで近道しよう!

参考になれば幸いです。

ABOUT ME
トミショー
初めましてブロガーの、、とブロガーと名乗るのは申し訳ないレベルの趣味ブロガーのトミショーです。 当ブログはもともと、筆者がのめり込んでいたブラジリアン柔術に関する内容につてが主だったのですが、続けているうちにブログそのものが楽しくなってきて、私自身の生き方や考え方、お気に入りの物などを紹介する記事なども更新しています。 こう見えて、本業は鍼灸師で毎日真面目に仕事をしています。