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The size dosen’t matter

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こんにちは、BJJMONSTERです!

先日、ポルトガルで柔術世界大会の一つ、ヨーロピアンが行われました。

カルペディエム橋本選手の黒帯ルースター優勝や、キーナンコーネリアスまさかの一本負けなど様々なニュースがありましたが、中でも最も話題性があったのはマイキームスメシのオープンクラス参戦ではないでしょうか?

管理人はマイキーがオープンクラスに参戦すると聞いて耳を疑いました。

ルースター、ライトフェザーを主戦場とする軽量級の選手が、ヨーロピアンなどの大きな大会でオープンクラスに参戦することはまずありません。

ましてや、マイキーは体重60キロ前半と軽量級の中でもかなり小柄です。

海外の柔術シーンでは、体重100キロ近い選手が大勢いてるので、

そんな選手と対戦すると体重差が30キロ近く存在することになります。

怪我のリスクも高まりますし、どうしても重量級が有利となるので、軽量級のスターが重量級のスターと対戦するようなカードはなかなか実現することがなかったのですが、

今回軽量級のスターであるマイキーがオープンクラスに参戦したことによって、

軽量級のスターと重量級のスターによる夢のカードが実現しました。

エントリーした時点では、マイキーは勝ち上がれば、モハメドアリやキーナンコーネリアスと対戦する可能性がありました。

キーナンコーネリアスとのアメリカ人天才柔術家同士の夢のカードの実現は全世界の柔術ファンが待ち望んだカードでしたが、マイキーが3回戦で敗れてしまい実現なりませんでした。

ベリンボロ対決という点でも注目が集まっていましたね。

(キーナンはベリンボロが有効なテクニックでは無いと批判しているので、ベリンボラーの代表格であるマイキーとの対戦はファンも待ち望んでいました。)

マイキーの試合結果としては、1回戦と2回戦を勝ち上がり、3試合目でモハメドアリ選手と対戦し、アドバン差で惜しくも敗れてしまい3回戦敗退となりました。

破れてしまった試合のハイライトがYOUTUBEで動画に上がっていましたが、

破れたものの、ポイントを奪われることなく、逆にバックテイクを奪う一歩手前まで迫ったようでかなり僅差の試合となったようです。

BJJMONSTER
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アドバン差での惜敗

(現在は動画は削除されているようです。)

マイキー本人は、本気で勝つ気だったようで負けた後は相当悔しがっていたようです。

この動画でもわかるように、オープンクラスでは一概に重量級が有利とは言えなさそうです。

二階級程度の差、例えばライトフェザーとライトや、フェザーとミドルなどの階級の対戦だと階級が上の方がフィジカル面で有利になることが多いのは間違いありませんが、

それ以上の体格差、例えば今回のマイキーのようにライトフェザーとヘビーなどは、

ヘビー級の選手からしてもやりにくさが存在することは間違いありません。

その他にも調べてみると、過去にも小柄な選手が重量級の選手に勝利する試合がいくつか存在しました。

最近の試合でいうと、昨年のユーロで行われたルーカスレプリの試合。

レプリもライト級なので軽量級というほど小柄な選手ではありませんが、

如何せん相手が大きすぎて、かなりの体格差がある試合となっています。

肝心の試合内容はレプリの圧勝といっても過言ではない内容で、チョークで一本勝ちを収めています。

もう一つは、ミヤオ兄弟の弟ジョアオ・ミヤオの紫帯時代の試合。

ミヤオはライトフェザー級なので、対戦相手とはおそらく30キロ以上は体重差がありそうです。

この試合も軽量級のミヤオが勝利を収めています。

ここまで体格差のある対戦だと、重量級の選手もやりづらく感じることは間違いなさそうですね。

普段練習している相手とは全く違う、小柄で素早く動くタイプの選手と対戦するのは、

重量級の選手からしてもかなりやりづらい感覚があると思われます。

柔術は相性もあるので、多少体格差があっても相性が良ければ軽量級が重量級に勝利することも十分可能です。

今回、マイキーがオープンクラスにエントリーしたことによって、

軽量級もオープンクラスで十分戦えるという希望を小柄な選手に与えてくれたと思います。

よく試合に出るが、階級別のみ出場するという方は、今回のマイキーを参考に、

オープンクラスへの出場も考えてみても面白いかもしれませんね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
トミショー
ブラジリアン柔術が生きがいです。 柔術家に関する役立つ情報や、柔術に関する面白い記事を書けるように努力していますので、是非サイト内を色々と回ってみてください。