こんにちは、BJJMONSTERです!
柔術では多種多様のスタイルがあって、テクニックも日進月歩で進化しています。
ついこの前まで、モダン柔術の典型だったワームガードも、
現在開催中のユーロで、青帯や紫帯の選手が普通に使用していて、
もはやモダンではなく一般的なテクニックとして定着した感があります。
沢山あるテクニックの中で、何を選んで練習するかは個人の自由ですが、
自分にあったテクニックを選択して練習するようにしましょう!
目次
好きな技とうまくできる技は違うことを理解する
誰しも、好きな選手がいたり、やりたい技があると思いますが、
好きな技(自分がやりたい技)と得意な技(自分ができる技)は違います。
往往にして、自分がやりたい技は自分にとって向いていない技であることが多いです。
向いていない技をやり続けると怪我をしてしまいます。
ex:ベリンボロをやりたいが腰痛がある。50/50をやりたいが膝が悪い。
また、何回試してみても、どうしてもうまくいかないテクニックなどはあります。
人それぞれ体型も違うので全ての人が同じように技ができるわけではないので、
向いていないかもと思った技は一旦置いて別の技を習得するようにしましょう!
腰が悪いのに我慢してベリンボロを続けていると、いつの日か腰を壊してしまいます。
後悔先に立たず。
怪我をしてから後悔しても、怪我は治りません。
柔術は格闘技なので、怪我はつきものですが、
必要のない怪我はしないように自分にあったスタイルを選択することが大切です!
まずは広く浅く、色々なテクニックを一度試してみるところから始めましょう。
うまくできる技を極める
色々なテクニックを試してみて、その中でしっくりくるもの、
すなわち得意技が見つかれば、あとはその技をひたすら練習して、
技を体に染み込ませていきましょう!
〇〇職人という言葉がありますが、柔術においても職人になれるように、
繰り返し得意技を練習するようにしましょう!
一例として、ハーフガードがしっくりくるという人は、ハーフ職人になれるように
スイープやバックテイクの練習を体が覚えてくれるまで繰り返し反復練習しましょう!
その際に、相手のリアクションを考えてみて、そのリアクションに対しての対応も一緒に練習しておくと尚良しです。
ハーフガードの練習→ニースライスを仕掛けられる
→ニースライスを仕掛けてきた相手へのスイープ
職人技こそ最高の褒め言葉
考えうる全ての展開を練習して、実際にその場面が訪れた際に練習通りに動けるようになればあなたはもう職人といっても過言ではありません。
何か一つ得意技があれば、それは非常に強い武器になります。
その得意技を磨きに磨いて、どんな相手にも通用するような武器に育てることが大切。
生半可なレベルではいけません。
上記の例を参考にするなら、あなたの帯色は関係なく、相手がこちらのハーフガードに対してニースライスを仕掛けてきたら、相手が黒帯であってもスイープできるようにしなければいけません。
自分が青帯で、相手が黒帯だからといって言い訳していい理由にはならない
道場内で〇〇といえば〇〇(あなたの名前)と言われるようになるまで、
得意技の練習を続けるのが大切。
自分が極めると決めたテクニックは少なくとも道場内で一番上手にできるようになるまで練習するのがベストだと思います。
柔術において職人は最高の褒め言葉です。
何か一つでも突出した武器を持てるよう、今日の練習から職人目指して得意技を繰り返し練習するようにしましょう!