こんにちは、BJJモンスターです!
11月も残りわずかとなりましたね。
12月は師走の時期で忘年会なども多く、どうしても練習頻度が下がってしまいますよね。
寒さも厳しくなってきたので道場への足も遠のきます。
そんな時は、自宅で柔術の動画でも見て技の研究をしましょう!
今回はパンツグリップのデラヒーバをパスする方法について考えます。
目次
デラヒーバのグリップは大きく分けて4種類
デラヒーバガードのグリップの種類は、
足首をカップする
オーバーフック
アンダーフック
パンツグリップ
の4つの種類に分ける事が出来ます。
https://bjjmonster.net/デラヒーバからの展開について
それぞれのグリップによって、アタックの方法が異なりますが、
パスする側からしても、それぞれのグリップに対してパスガードのアタックを変えていく必要があります。
パンツグリップのデラヒーバはパスガードしにくいと言われています。
その理由は何なんでしょうか??
なぜパンツグリップはパスガードしにくいのか?
一般的にパンツグリップのデラヒーバはパスガードされにくいと言われています。
デラヒーバガードで最もポピュラーなグリップとして、相手の足首をカップする方法があります。
このグリップは相手の足首を直接捻ることができるので、ベリンボロやベイビーボロなどのアタックには繋げやすいですが、相手にとっても足を捌きやすく、他のグリップに比べてもパスガードされやすい状態です。
一方でパンツグリップの場合は、相手の足をひねる事が出来ないので、デラヒーバからのベリンボロなどには少し移行しづらいですが、その代わりに、相手は足を捌くだけでグリップを解除する事が出来ないので、パスガードのアタックに対して強くなります。
簡単に言うと、パンツグリップはガードプレイヤーからすると、足首をカップするグリップよりもディフェンス力が上がるイメージでしょうか。
パスする側からすると、パンツグリップを作られてしまうと非常に厄介です。
パンツグリップをパスする方法は?
足首をカップするグリップをパスする際のように足を捌いても、パンツグリップを切ることは相当難しいと思われます。
グリップを切る事が理想ですが、切れない場合はそのままアタックを仕掛けましょう。
動画では、相手にパンツを持たれたままでも仕掛ける事ができる、レッグドラックやプレッシャーパスが紹介されています。
動画で紹介されているように、ニースライスなどよりも相手の両脚を捌くレッグドラックのアタックなどが最も有効なように感じます。
レッグドラックやトレアドールパスを組み合わせてのアタックを繰り返し、相手の両脚を捌く事ができれば、相手はパンツを持っていても仕方ないのでグリップを離します。
そのタイミングで、相手は全力でエビをして腰を切ったりして距離を取って逃げようとしてくるはずなので逃さずに抑え込みましょう!
パンツグリップはパスするのに手間がかかりますが、様々なアタックを組み合わせることによって相手のグリップを離させましょう!