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デラヒーバでニースライスを仕掛けられた際のポイント

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こんにちは、BJJモンスターです!

しばらく試合に出る予定もないので、最近は寒くなってきたのもあって道場への足が遠のいてしまっています。。。

最近はデラヒーバでアンダーフックやフットロックを練習しているので、あまり困っていなかったのですが、練習で、いわゆるオーソドックスな普通のオーバフックや足首をカップするグリップをするとニースライスのアタックをバンバン喰らいますね。

白帯の頃にデラヒーバをニースライスでパスされまくっていた苦い記憶を思い出しました(笑)

デラヒーバをしていると、どうしてもニースライスへの対処法を覚えることは避けられない事なので、ニースライスに対してはどのように対応すればいいかまとめてみたいと思います!

引き込みの際から勝負は始まっている!

ニースライスを仕掛けられるタイミングで最も多いのが引き込みの際です。

こちらがガードに引き込むタイミングに合わせて、ニースライスのアタックを仕掛けられ、そのままガードの形を作りきれないままジリジリと崩されて、パスされてしまうのはデラヒーバをよくする人なら誰しも一度は経験しているのではないでしょうか?

勝負は引き込みの際から始まっています。

相手がニースライスを仕掛ける事ができないようにデラヒーバに引き込みましょう。

引き込みの際のポイントは沢山あるので全ては解説できませんが、

ニースライスを防ぐ重要なポイントを一つあげるとすれば、デラヒーバフックをかける足とは逆の足の位置が重要です。

普通にデラヒーバに引き込んで、右足を相手の腰や膝の位置に置いてしまうのは危険です。

相手はニースライスを仕掛けてくる前に、あなたの足を掴んで跨ごうとしてきますので、それをさせないように相手の腕に足を当てるようにしましょう。

ちょうど上腕二頭筋の位置に足を置くようにできれば理想です。

↓デラヒーバから腕十字を狙う技の説明ですが、動画の序盤でデラヒーバガードのコンセプトについてもわかりやすく説明されています。

 

そもそもニースライスができないようにする

相手が仕掛けてくる前に、こちらから先手をとってしまいましょう。

相手はニースライスを仕掛けてくる前に、必ず片足を跨ぎにくるので、その動きができないようにガードを作ってしまいましょう!

デラヒーバとラッソーを組み合わせる方法と、デラヒーバとラペラを繋ぐ方法があります。

デラヒーバ+ラッソー

ニースライスを仕掛ける際は、基本的には片足を跨いでくるので、その動作ができないように相手の片腕をコントロールできれば理想です。

デラヒーバの際は、右手は相手の襟をコントロールするのがオススメですが、相手の袖を掴む事ができれば、そのままラッソーを作ってしまいましょう。

この形は非常に強力で様々なアタックを仕掛ける事ができるのでオススメです!

デラヒーバ+ラペラ

相手がニースライスを仕掛けて来る前に、ラペラを繋いで相手の動きをコントロールしてしまいましょう!

動画のように遠いサイドのラペラが理想ですが、近いサイドのラペラを繋ぐだけでも相手の動きをコントロールする事ができるので、相手はニースライスを仕掛けることは非常に難しくなります。

↓ここまで形を作れれば、スイープもバックテイクも簡単ですね。

それでもニースライスを仕掛けられたら!

ラッソーやラペラを繋いでも、外されてしまったり、強引にでも片足を跨いで膝を差し込んでくる人もいますよね?

どうしてもパワーで劣っていると、グリップを切られてしまいがちなので、ニースライスを仕掛けられてしまった際の展開についても練習しておきましょう。

相手に片足を跨がれたら

相手はニースライスの前段階で必ずこちらの片足を跨ぎにきます。

ニースライスの手順として、相手の片足を跨ぎ、襟を引いて、体を丸めた状態にしてから膝を差し込むようにしてくるので、最初の段階で必ずあなたの右足を処理して跨ごうとしてきます。

跨いできたタイミングに合わせてカウンターをお見舞いすることもできます。

相手が跨ぎにきたタイミングに合わせて煽ってバランスを崩す

デラヒーバアンダーに移行する

相手が片足を跨ぎにきた際にカウンターをお見舞いする方法もありますが、そこでミスをしてしまった場合は一気にパスされてしまうピンチに陥ってしまいますので、より安全に進めたい場合は、まずはデラヒーバアンダーに移行する方法がオススメです。

相手が片足を跨ぎにくるタイミングで、デラヒーバ側の、足首をカップしている手をアンダーフックに持ち替えます。

アンダーフックに切り替えて相手の片足をコントロールすることで、相手はニースライスのアタックを仕掛ける事ができなくなるので、この方法は非常にオススメです!

それでも強引にニースライスを狙ってきた場合はウェイターガードに移行しましょう!

↓ウェイターガードについてはこちら

https://bjjmonster.net/ウェイターガード考察

それでもニースライスを防げない場合は

ここまで対策してもニースライスのアタックを防ぐ事ができず、相手に膝を差し込まれてしまった場合は、リバースデラヒーバガードに移るようにしましょう。

リバースデラヒーバはあまり強いポジションではないですが、デラヒーバからニースライスで相手に完全に膝を差し込まれてしまった場合は上記の方法ではリカバリーする事ができませんので素早くリバースデラヒーバ に移行するのが得策です。

↓↓リバースデラヒーバは危険!?

 

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リバースデラヒーバに移行して、なんとか相手の動きを止める事が出来れば、すぐにデラヒーバに戻したり、リバースデラヒーバにスパイダーやラッソーを組み合わせてガードを作りましょう!

まとめると

デラヒーバの状態でモタモタしているとすぐにパスガードのアタックを仕掛けられてしまいます。

一度デラヒーバを作る事が出来れば、そこからは止まる事なく常にアタックをし続ける事が大切です。

デラヒーバに限らず、ガードのコンセプトとして常に先手をとって相手のバランスを崩そうとする事が大切です。

相手が、パスを仕掛けるどころではなく、立っているのがやっとというような状態を作れるように常に動き続けましょう!

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トミショー
ブラジリアン柔術が生きがいです。 柔術家に関する役立つ情報や、柔術に関する面白い記事を書けるように努力していますので、是非サイト内を色々と回ってみてください。