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50/50ガード 競技柔術は格闘技ではなくスポーツ

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現代柔術では様々なポジションが新しく開発されて、昔の柔術に比べると格段に技術が進歩しています。

特にモダン柔術の代表格とも言える、ベリンボロワームガードは柔術界に旋風を起こしたと言えます。

ベリンボロ 今ではできて当たり前?の必須のテクニックです。
ワームガード 相手のラペラを使うガード ここから無数の展開があります。

ベリンボロはメンデス兄弟とミヤオ兄弟。

ワームガードはキーナン・コーネリアス。

どちらの技術も現代柔術の天才によって作りあげられました。

ワームガードスクイッドガードなどのラペラを使ったテクニックや、ベリンボロは現代柔術の醍醐味ともいえますが、
一方で、オールドスクールな格闘技としての柔術に取り組んでいた人からすると意味がわからない技術の一つでもあります。

柔術=格闘技と考えている人にとっては自分から相手にお尻を向けるベリンボロなどは理解不能のようです。

競技柔術が世界中でメジャーになり、世界各地で大会が開かれるようになってからはルールの変更などに影響して、様々な新しいテクニックが誕生してきました。

今までになかったガードポジションが開発されると、それに伴ってパスガードも進化していく。

技術の進歩とともに、柔術から格闘技の要素が少しずつ抜け落ちてきました。

その際たる例が50/50ポジションだと個人的には思います。

上と下が何度もくるくる回ってその度にポイントが入る。

試合ではポイントを多くとった方の勝ちなので、最終的に上になっていた方の勝ち。

この攻防は50/50を得意としている人からすると最高に面白いですし、
柔術をやっている人なら、見ていてある程度の攻防は理解できますが、柔術をあまり知らない人や、初めて見る人にとっては理解不能で、
果たして柔術が格闘技なのか疑問符がついてしまうと思います。

↓50/50での膠着が続いた試合

見ていて眠くなってしまうような展開です。

現代柔術の試合で勝ち上がっていくにはモダン柔術のテクニックは必須です。

自分自身がモダン柔術のテクニックを使うかどうかは置いておいて、多くの柔術家が取り組んでいる技術ですので、対策やカウンターの方法などは知っておいて損はないと思います。

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トミショー
ブラジリアン柔術が生きがいです。 柔術家に関する役立つ情報や、柔術に関する面白い記事を書けるように努力していますので、是非サイト内を色々と回ってみてください。