こんにちは、管理人のトミショーこと富本です。
最後にブログを更新してから早半年。
昨年の10月に最後の記事を更新してから、今年2月の鍼灸の国家試験の勉強の為、一時ブログを休止しており、試験が終わり次第すぐに再開しようと思っていたのですが、新しい生活に慣れたりするのに時間がかかってしまいすっかりブログから足が遠のいてしまっていました。
半年も機会が空くと、一体何を書いたらいいのか、今まで何を書いてきたのかすっかり忘れてしまっていたのですが、非常にお世話になっている方のご厚意でRIZINの大阪大会を見に行く機会に恵まれたので、久しぶりのブログはこれについて簡単に書いていきたいと思います。
大阪の格闘技大会は大体ここ。
というわけで、早速日記形式で書いていきたいと思います。
今回の開催場所は大阪市内にある丸善インテックアリーナです。
昔は大阪市中央体育館という名前だったので、そちらの呼び方の方がしっくりくる方も多いかもしれないですね。
大阪で何かしらの格闘技の大会が行われるときは、大体ここか、難波にあるエディオンアリーナ大阪か、大阪城ホールの3択で、今回の会場である丸善インテックアリーナ大阪はこの3つの選択肢の中では市内の中心地から最も離れていますが、それでも大阪市内の中心地である本町駅から乗り換えなしで10分程度でアクセス可能です。
他府県から来る遠征組も新大阪から20分弱と、大阪市内の割と端っこの方に位置している割には意外とアクセス良好の会場です。
今回の大会は13時からオープニングマッチが開始で、14時からオープニングセレモニー開始となっていたためオープニングセレモニーを生で見るために13時30分頃に最寄駅に到着しました。
オープニングセレモニーの前に行われるオープニングマッチは基本どの地域でも観客席はガラガラで、選手はほとんど誰もいない会場の中試合をするのが通常のようですが、そこは流石大阪。
ご多忙に漏れずに、みんな筆者と同じく13時の試合は無視して13時30分頃から続々と最寄駅に到着してきます。
せっかちの大阪人は、チケット代に含まれているといえども、自分の興味のない試合に時間を割いたりするのが嫌いですからね。
駅から会場までの道のりで既にガラが悪い。
駅から会場の入り口までは歩いて5分ちょっとなんですが、この辺から徐々に歩いている人の雰囲気がどんどん一般人のそれとは違ってきます。
オラオラ系というか、ゴリゴリ系というか。。
単純に一言で表すと、大阪特有のガラの悪い人がどんどん増えて行きます。
格闘技大会の会場周囲にガラの悪い人が多くなるのは、決して大阪に限ったことではないのですが、それでも他の地域に比べてもガラの悪い人の比率が非常に高いのが大阪の特徴ではないでしょうか。
ちょうど、朝倉未来さんのYouTube動画の『一般人とスパーリングしてみた。大阪編』に出てくるような雰囲気の人がいっぱいいます。
大阪生まれ大阪育ちの、ネイティブオオサカンの筆者でも、少し窮屈に感じる雰囲気の中、歩くこと5分弱。
メインエントランスの前に到着します。
エントランスの前はグッズの売店などが出店していて、入場口にできている長蛇の列と合わさって、非常に多くの人でいっぱいになっています。
RIZINのオフィシャルショップを始めとして、選手がスポンサードを受けている洋服のショップやRIZINのスポンサーをしているエナジードリンクのショップが出店していたりと、少しお祭りのような雰囲気が漂っています。
数あるショップの中でも萩原恭平選手が着用していることで有名なファットランクが人気みたいで、大人から子供まで全身ファットランクの洋服を着ている人も沢山います。
地元大阪ということを加味しても、萩原選手の人気は圧倒的なようです。
席を見つけることに難渋
そんなこんなで時間になり、会場の中へ入場します。
エントランスでパンフレットなどを受け取るとすぐに席に向かいます。
チケットに席の番号が記載されているので、その番号の席を探すのですが、これが意外と結構大変で、、、
入場した時点で、会場はすでに照明が落ちていて薄暗くなっているのに加えて、席番号もパイプ椅子の後ろの方に小さく記載されているだけなので非常に見にくく、自分の席がどこにあるのか全くわかりません。
エリア毎に番号が設定されているので、大体この辺りだなということはわかるのですが、そこから自分の席を探すためには、すでに座っている人の椅子の番号を確認しなければいけません。
しかも前述したように、その番号の記載が小さいのに加えて、会場が薄暗くなっているのでめちゃめちゃ探しにくいです。
怖そうなお兄さんの席を恐る恐る確認しつつ、結構な時間をかけて(5分くらいは探しました。)席を探したもののわかりません。
周りを見ると同じような人が結構いるみたいで、周囲にいるスタッフの方に声をかけて席に案内してもらっています。
諦めて私も同じようにしてスタッフの方に声をかけ自分の席まで案内してもらい無事自分の席に辿り着くことが出来ました。
席のクオリティがヤバすぎる件。
ようやく辿り着いた自分の席なんですが、辿り着いたのも束の間、席のクオリティーに圧倒されます。
今回頂いたのは30000円のVVIP席と呼ばれる、今大会のチケットで2番目に高い価格の席だったのですが、席のスペースは激安航空会社のそれを遥かに上回ってくるレベルの狭さです。
それもそのはず。
そもそも大人一人がゆったり座るには狭いくらいのパイプ椅子を横のパイプ椅子とプラスチックバンドで繋いで固定しているので、横の席との間隔が全くありません。
それに加えて、不運なことに筆者の横の席には120キロくらいはあるであろうラガーマンのような人が座っていたので、それも合わさって超激狭です。
普通に真っ直ぐ座ることもできないくらいのスペースなので、必然的に上半身をやや捻るサイドチェストのような体勢で座ることになりました。
加えて席のクオリティー問題はこれだけではありません。
これは今回の会場の特徴でもあるのかもしれませんが、アリーナ席がリングと同じ高さにあって、かつ席の列が一番前から一番後ろまでピッタリと列を揃えて並べられていることもあって、自分の席から肝心のリングの様子が全く見えません。
アリーナ席自体がそういうものなんですが、他のイベントと違って、格闘技の大会は観客も格闘技をやっている人が多いこともあって、ゴツい人が多いんですよね。
そのゴツい人達が狭いところに鮨詰めのようにされるので、そりゃ席のスペースは狭くなります。
筆舌に尽くしがたい雰囲気。
『3万もする席のクオリティーがこれかよ。。。』
と思いつつも、一旦オープニングが始まると、その憂鬱を吹き飛ばすくらいの会場の盛り上がりに度肝を抜かれます。
毎回お馴染みの選手の入場シーンは生で見ると想像の何倍も派手な演出で、席のクオリティーに落胆していた筆者の気分までを一気にぶち上げてくれました。
特に大阪出身の人気選手である萩原選手が紹介される時の会場の盛り上がりは少し異常なレベル。
大袈裟でなく会場全体が揺れるくらいの歓声に包まれて、その勢いのままセレモニーの最後の花火が爆発する時の会場の雰囲気は、もはや格闘技大会のそれではなく、NYでのニューイヤーセレモニーに近いものがあるくらいのレベルです。
ちなみに筆者はNYのニューイヤーセレモニーに参加したことはおろか、アメリカ大陸に足を踏み入れたことすらありません。
そんなこんなですごい勢いのまま始まった今大会は、第一試合から派手なKO決着となり、その後もKO、一本勝ちの続出する派手な試合が多く、見ている人にとって非常に楽しく満足度の高い大会になりました。
RIZINファンの寝技への理解度は低め
ただ柔術家の筆者からすると少し残念だった点が、RIZINファンの多くが寝業の攻防についての理解に乏しかった点です。
特に萩原選手対カイル選手の試合で顕著だったのですが、カイル選手がタックルを仕掛けて寝業の展開になると、一部のファンから『寝技おもんない!!!』や『男なら立って正々堂々戦え!!!』みたいな声援が飛んでいたことには非常に違和感を覚えました。
総合格闘技というだけあって、なんでもアリなのがこの種目の一番の魅力でもあるのに、それを理解しないまま試合を見るのはあまりにも勿体無いなという残念な気持ちになりました。
逆にいうと、それだけルールも知らないライト層もファンとして取り入れることが出来ているので、それはそれで正解なのかもしれませんが。
特に萩原選手のファンは若い人が多く、ルールを理解していなく『寝技=卑怯』と捉えている人が多くいるみたいで残念でした。
まとめ
今までずっと画面の前から見てきたRIZINですが、会場で雰囲気を感じながら見ると同じ試合でも全くの別物です。
せっかく会場に来たのに、激狭の席で結局モニターを見ることに落胆していた筆者ですが、さすがの雰囲気に圧倒されてしまい結果的には大満足で会場を後にしました。
ただ、内容自体は非常に面白く雰囲気も最高でしたが、やはり席のクオリティーとチケット料金を天秤にかけると、家でゆっくりくつろぎながら見るのが自分にはあっているかなと思ったので、これからは基本的にPPVで観戦しようかと思います。
今週末には、格闘技ファン大注目のRIZIN LANDMARK5が開催されます。
チケットは速攻で完売したようですが、PPVであればリアルタイムで観戦が可能です。
PPVを見られる媒体はいくつかありますが、どの媒体も当日にPPVチケットを買うと割高ですしアクセスが集中して見づらくなること必至です。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
(画像はRIZIN公式HPより引用させていただきました。)