こんにちは、BJJMONSTER管理人のトミショーです!
今回のブログのテーマは、『アスリートと偏食』
一般的に、アスリートにとって健康的な食生活は非常に大切だと言われていますが、
中には偏食で信じられないような食生活をしていながらも結果を出しているアスリートもいます。
今回はそんな偏食アスリートの紹介と、なぜ彼らがそのような食生活を好み、それでも結果を出すことができるのかについて考えてみたいと思います!
目次
偏食アスリート
オリンピックメダリスト・体操競技の内村航平
日本で最も偏食で有名なアスリートの一人なのが体操の内村選手ではないでしょうか。
偏食家としての最も一般的な、お菓子大好き野菜嫌いのパターンです。
内村選手の偏食が有名になったのは、2008年の北京オリンピック。
慣れない海外の地での戦いで、多くのアスリートが普段から慣れ親しんでいるお米や味噌汁などの食材を遠征に持ち込む中、内村選手はチョコレート菓子『ブラックサンダー』を日本から持ち込んだことはあまりにも有名です。
しかもその数なんと40個。
好きなものを好きなだけ食べるというスタイルで栄養バランスは完全無視。
食事も基本的には1日1食のスタイルで、健康的とは程遠い食生活を送っているアスリートの一人です。
元サッカー日本代表・中田英寿
元サッカー日本代表で、海外でも活躍した中田英寿氏も偏食家として有名です。
中田氏も内村航平選手と同じで、野菜嫌いのお菓子好き。
食べられる野菜はすりつぶした芋とトマトソースだけ。
主食はスナック菓子。
遠征にカップラーメンを持ち運ぶ。
といったエピソードはあまりにも有名です。
イングランドのサッカー選手・ジェレミーバーディー
最後に紹介するのはジェレミーバーディ選手。
イギリスのレスターシティに所属するイングランド代表のサッカー選手です。
プレミアリーグでチームを優勝に導くほんの数年前まで、工場で働きながらサッカーをしていたことでも有名ですが、偏食に関してもかなり有名です。
この選手に関しては、偏食ならぬ偏飲。
特に試合前のルーティンにおける独特の食生活が話題になっています。
動画内で説明されているように、バーディは試合前にレッドブルを何本も飲みます。
さらにコーヒーも飲むので、試合当日だけで尋常じゃない量のカフェインを摂取しています。
偏食というよりかは単純なカフェイン依存と言ってもいいかもしれません。
上記3選手における共通点
といったところで他にも偏食で有名なアスリートは沢山いると思いますが、
3選手の偏食の共通点としては、全員甘いものを好んで(異常に)食べるという点。
アスリートの生活はそれこそ疲労との戦いで、トレーニング以外の時間で、
いかに体の疲労を取り除くかということが大切になってきます。
その点、糖質は疲労回復に効果的ということが言われているので、程度にもよりますが甘い物を摂るということは理論に適っています。
アスリートとなれば疲労の程度も桁違いなので、必要とする糖分の量も桁違いなのかもしれません。
また、とんでもない食生活を送っている彼らもサプリメントはしっかり摂取していることは間違いなさそうです。
いくら野菜嫌いとはいえ、本当に野菜を全く摂らないと必要なビタミンやミネラルを摂取することができなくなるので当然と言えば当然です。
おそらくチームに所属している管理栄養士などのアドバイスに従ってサプリメントを摂取しているでしょう。
なぜ彼らは結果が出せるのか?結論=天才には食生活なんて関係ない?!
『疲労が桁違いなので、その分疲労回復に重要とされている糖分を摂取する量も桁違い』
といえば、なんとなく理にかなっているようにも思えますが、それでも何故彼らはそのような偏食を続けながらでも結果を残すことができるのでしょうか?
考えられる理由の一つの説が、我慢をしない(ストレスを溜めない)ということ。
アスリートは普段から注目を浴びて、そのプレーを賞賛されたり批判されたり、
一般人では理解できないほどのストレスに晒されています。
そんな中で、食生活までも制限をしてしまうとストレスが溜まりすぎてしまい、
かえって力がでなくなるといったことも考えられるかもしれません。
ただ、有名になる前の幼少期からもともと偏食だったというアスリートもいるので、
この説は全員には当てはまらないでしょう。
結論、食生活で努力をしなくてもいいくらいその競技において天才だということが、
偏食でも結果を残せる一番の理由かもしれません。
(良い子はマネしないように!)
まとめ=健康的な食生活で強くなろう。
いかがでしたでしょうか?
一般的には、バランスよく食べる健康的な食生活がスポーツのパフォーマンスの向上にも必要とされていますが、常軌を逸する才能があればそんなことは関係ないのかもしれません。
ただ、偏食でも結果を出せることは確かですが、今後引退した偏食アスリート達が健康的な生活を過ごせるかには疑問が残ります。
いくら天才だといっても所詮は人間。
若いうちはいいとしても、引退して年齢を重ねてくると必ずガタがくるはずです。
たとえスポーツのパフォーマンスに影響がなかったとしても、偏食アスリートは、病気や怪我、早死のリスクが健康的な食生活を心がけている人に比べると遥かに高くなってしまうことは間違いなさそうです。
決して彼らのマネをするのではなく、健康的な食生活と適切なサプリメントの摂取を心がけて強くなることを目指しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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