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コロナ渦におけるブラジリアン柔術のあり方について考えてみた。

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こんにちは、BJJMONSTER管理人のトミショーです。

しばらくブログの更新が滞っていた間に、グラップリング大会のGTF4が開催されたり、

今週末にMMA大会のRIZINが控えていたりと、少しずつ格闘技界にも明るいニュースが戻りつつありますね。

TwitterなどのSNSをチェックする限りは、グラップリングオンリーイベントのGTFも

かなり盛り上がったようです。

それに加え、アメリカではIBJJFが大会再開を発表しました。

トミショー
トミショー
ちなみに、この大会は9月17日に開催予定だそうです。感染列島と化しているアメリカで本当に開催されるのかは不明です。

柔術界にも明るい話題が戻りつつあって、非常に嬉しいところではありますが、

こと日本においてはコロナウイルスの感染が拡大する一方のようです。

感染者数の数は日に日に増加の一方で、いつ、『もう一度緊急事態宣言が出てもおかしくない。』という声まで聞こえてくる勢いです。

そんな中、ついにブラジリアン柔術の道場内でクラスターが発生したというニュースがありました。

中部地方にある、某有名柔術道場で感染者が発生した模様。

正直、ブラジリアン柔術は相手と密着してなんぼのスポーツでもあるので、

どれだけ対策していても、感染を完全に防ぐことは不可能でしょう。

むしろ、『よく今まで他の道場で感染者が出なかったな』という印象を受けます。

ただ、初めての感染者が出てしまったということで、今後はこれまで以上に、

感染対策などを徹底する必要があるかと思います。

以前、当ブログでコロナ渦における組み技系格闘技を代表して、

柔道の練習再開ガイドラインについてブログに書きましたが、

今後柔術界ではどのようにコロナウイルスと共存していくべきでしょうか?

私なりに考えてみました。

コロナ渦における柔術

体温測定・アルコール手指消毒の徹底

練習はマスク有りの打ち込み中心?

組み合うパートナーは限定するべき

出稽古はしばらくお預け

体温測定・アルコール手指消毒

これは最も当たり前、かつ必ず実施しなければいけない事だと思いますが、

練習に参加する人、一人一人の体温チェックと手洗いうがいの徹底。

さすがに、これだけコロナウイルスについて毎日毎日騒がれているので、

手洗いうがいをしない人は今となっては逆に珍しいことですが、

こと体温チェックに関しては疎かになっている道場も少なくなさそうに思います。

理想は道場に備え付けの体温チェッカーなどを置いておくことですが、

安価なものではありませんので、体温チェックは個人の自主性に任せるというスタンスの道場が多いのではないかと思います。

コロナウイルスに対する考え方は人それぞれで、楽観視している人も多数いるようですが、

道場という多くの人が共有するスペースに足を踏み入れるという自覚を持って、

手洗いうがいと共に、必ず体温チェックも行うようにするべきだと思います。

練習はマスク有りの打ち込み中心?

肝心の練習内容ですが、『何も気にせずガンガンスパーリングをやりまくってOK。』

とはなかなか声を大にして言いづらいのが現在の状況です。

スパーリングをすれば、当然汗や唾が飛び交うわけで、濃厚接触は避けられません。

人と組み合う練習をする場合は、必ずマスクを着用して、打ち込みを中心として練習するのが現状ではベストの選択肢でしょうか?

打ち込みであれば、動きや呼吸を自分自身でコントロールすることが可能なので、

マスクを着用することも加えると、スパーリングと比べると飛沫による感染リスクはかなり下げられるかと思います。

ただし、打ち込む技によっては、手と手が触れ合ったり、顔と顔が近くなったりするでしょうから、リスクを完全に避けることは難しいでしょう。

組み合うパートナーはなるべく限定して

練習内容による感染の拡大を防ぐことはもちろんですが、

『練習する相手を限定する』ことによっても感染のリスクを減らすことは可能でしょう。

本来は、上達の為に多くの人と組み合う事はとても大切ですが、

現在の状況では、なるべく練習は同じ人と行うのが理想かと思います。

打ち込みから、ライトスパー、もしくはスパーリングを行う場合でも、

なるべく同じ人、もしくは数人の同じグループで練習を行うことが大切です。

毎回違う10人の人と接触するよりも、同じ3人の人と接触する方が感染のリスクが少ないことは明らかです。

出稽古はしばらく我慢

柔術界では盛んな出稽古制度ですが、現在の世間の状況では、

当面自粛するのが妥当かと思います。

もうすでに、『出稽古をしばらくの間禁止にする。』と発表している道場もあり、

現状では全ての道場が出稽古は禁止するべきかと思います。

試合が開催されていない現状、他の道場で多くの人と接触することは控えるべきなのは間違いないでしょう。

自分だけでなく、家族や周りのことを考えた行動を

練習における注意点などは上記の通りですが、どれだけ気をつけても、

練習をする以上、100パーセントの確率で感染を防ぐことは不可能です。

万が一感染して自分だけに問題が出るなら百歩譲っていいですが、

自分以外の人にも影響を与えてしまうのがコロナウイルスの怖いところです。

恥ずかしながら、私自身もコロナウイルスのことは頭の中にありつつも、

そこまで気にすることなく毎日練習に行っていましたが、先日妻から、

『これだけコロナウイルスの感染が拡大しているのに、今日も練習に行くの?』

と苦言を呈されました。

柔術が濃厚接触ということは、柔術をしていない人でも当たり前のようにわかることなので、風当たりが強いのは避けられないことでしょう。

私個人のことですが、妻と話し合って、練習頻度と練習時間を短縮することで練習することに関しては許可をいただきました。

まとめ

今回挙げた対策は、以前書いたブログの内容と重なる部分が多かったですが、

それだけ、感染に対する対策に変わったことは必要ないということでしょう。

自分と自分の家族はもちろんのこと、大好きな柔術を守る為にも、

一人一人が自覚を持って行動することが大切ですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
トミショー
ブラジリアン柔術が生きがいです。 柔術家に関する役立つ情報や、柔術に関する面白い記事を書けるように努力していますので、是非サイト内を色々と回ってみてください。