こんにちは、BJJMONSTERです!
今回のブログは、皆さんお待ちかねの柔術教則動画の紹介シリーズです。
僕が個人的に練習したいor気になっているテクニックを備忘録の意味も兼ねて、勝手に紹介していくシリーズです。
(誰も待っていない。)
今回紹介するテクニック動画は、レッグドラックに対するディフェンス&カウンター。
レッグドラックを仕掛けてきた相手には、カウンターでフットロックをプレゼントしちゃいましょう!
今回紹介するテクニックは、世界王者マイキームスメシが教えるフットロック。
デラヒーバガードでレッグドラックを仕掛けられたシチュエーションです。
ポイントは主に3つ。
まずはディフェンス。フレームとフックでレッグドラッグをブロックする。
フックの位置が重要!相手を崩す膝裏と脇下のフック。
エルボーアップのフットロック。
簡単そうなテクニックに見えて、マイキーの技術力の高さが凝縮されている動きです。
順番に見ていきましょう!
まずはディフェンス。フレームとフックでブロック。
カウンターを仕掛ける前に大切なのが、まずはしっかりディフェンスすること。
レッグドラックディフェンスで大切になってくるのが、腕のフレームと足のフック。
①襟を持っている腕は、肘をまっすぐ伸ばして相手の頭を常に自分から遠ざけるようにする。
②自分の右足は、股関節を開くようにして相手の腰にフックをかけ、プレッシャで潰されないようにしておく。
③そのまま潰されないように相手の上半身と距離を保ったまま、自分の左足を回してきて相手の膝裏にフック。
相手はレッグドラックの際に、必ず自分の体を畳み込もうとしてくるので①、②の手順でしっかりとブロックすることが大切。
③まで作れたら、フレームとフックを使って相手の動きをコントロールすることができるので、ここからはカウンターの準備です。
↓まずはこの状態を作ることが大切。
フックの位置が重要!相手を崩す膝裏と脇下のフック。
ここからは、ディフェンスが終わってカウンターを仕掛けていく際のポイント。
カウンターでフットロックを仕掛けるために、まずは相手のバランスを崩していきます。
相手のアタックをしっかりディフェンスしたら、そこから足のフックと腕の位置を変えていきます。
具体的には、
左足のフック…膝裏→ワンレッグの位置へ(同時に左腕もオーバフックに)
右足のフック…腰の横→脇の下へ
右腕のフレーム…近い方の襟→遠い方の襟へ
と持ち替えていきます。
↓先ほどの形から、
↓この形に組み替えていきます。
相手のバランスを崩すために足のフックの位置を変えるのはもちろんですが、
右腕のフレームの位置も、近い襟から遠い襟に持ち替えるのがポイントですね。
理由は、相手の左腕を地面に着かせたいから。
左の襟に持ち替えたフレームを、パンチするように押し出せば相手の腕を地面に着かせやすくできます。
ここまで形を作ることができると相手の動きを完全にコントロールできるので、
そこからはフレームを使って、ひきつけたり押し込んだりして相手のバランスを崩しましょう!
ここで最も大切なのが、相手の体重が、相手の奥の方にある脚にかかるようにすること。
今回の場合は、相手の右足を狙っているので、右脚を軽くするために左脚に体重が乗るように相手のバランスを崩すことがポイントです。
↓この状態を作ることが大切。(相手の全体重が左脚に乗っていて右脚が軽い状態。)
ここまでくればあと一息。相手の足を捻りあげましょう。
エルボーアップのフットロック。
最後はフットロックのフィニッシュ方法。
通常、フットロックを極める際は、足を抱えている脇を締めて極めるのがセオリーですが、
今回の決め方はちょっと独特。
脇を締めるのではなく、肘を上げるようにして足を極めていきます。
これもポイントが3つ。
両足のフックを使って、抱えている足の位置を良いポジションへずらす。
左肘を上げたままなるべく高い位置の襟をとる。右手は相手のパンツを握る。
『両足で相手を蹴る力、右手のパンチ、体幹を反らす』の3つの力で足を極める。
ざっとまとめるとこんな感じ。
このフットロックは、足を捻るのではなくストレートに伸ばして極める方法です。
ベリーダウンせずに極めることができるので身につけると非常に役立つこと間違いなしのテクニックですね。
なんか見たことがある形だなと思ったら、以前紹介したアイザックがフットロックを極める際によく使うガードと全く同じ形ですね。
別で、アイザックのフットロックに関する記事も書いているので、まだお読みでない方は是非一緒にお読みください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、僕が今練習したいテクニックについて自己満足で解説してみましたが、
少しでも読んでくれた方の参考になれば幸いです。
デラヒーバガードやオープンガードでレッグドラッグを狙われた際には、
かなり有効なカウンターになりますので、ガードプレイヤーの方は是非参考に練習してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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