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トミーランガカー、オープンガード最強説

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こんにちは、BJJMONSTERです!

皆さんは、ブラジリアン柔術をしていて好きな選手や参考にしている選手はいますか?

自分の得意としているテクニックをよく使う選手はなんとなく注目してしまいますよね?

ベリンボロが好きなら、マイキーやリーバイの試合は見ていて楽しいでしょうし、トップゲームが好きならルーカスレプリや、最近ではジメネスなんかも注目の選手ですよね!

黒帯昇格後、キーナンやフェリペアンドリューを倒して、現在飛ぶ鳥を落とす勢い。

(ジメネスも個人的に大好きな選手なので、別の記事にまとめてみたいと思います。)

話が少し脱線してしまいましたが、私はガードが上手い選手の試合を見るのがとても好きで、マイキーやミヤオの試合をよく見ていたのですが、最近はトミーランガカーの魅力にどっぷりとハマっています。

ベリンボロからのアタックのバリエーションとして、クラブライドやマトリックスの方法をYOUTUBEで見ているうちにトミーランガカーの試合映像を見つけて、その魅力にどっぷりとハマってしまいました。

トミーランガカーって?

トミーランガカー(以下トミー)は、ノルウェーのバイキング所属の黒帯ミドル級の選手です。

黒帯ミドル級のトップ選手で、IBJJFの大会で数々の入賞歴の持ち主です。

最近では、2020ヨーロピアンの黒帯ミドル級でも優勝しています。

特徴は?

ランガカーの武器は何と言ってもガードからのアタックです。

試合では、ほぼ100パーセントの確率でガードに引き込みます。

その中でも、最も得意としているのがオープンガードとマトリックスです。

基本はオープンガードとカラースリーブ

トミーの最大の特徴がパスされないガードです。

メインで使っているガードは、リバースデラヒーバとカラースリーブ(片襟片袖)で、

リバースデラも、カラースリーブも左右どちらでも問題なくできて、そこからXガードに移行したりすることが多い印象です。

ラッソーやシャローラッソー(浅い位置でのラッソー)も使う。

手で上手くフレームを作って、柔軟な股関節を生かして、足を回してガードする。

というお手本のようなガードワークを見せてくれる選手です。

カラースリーブからの相性がいいので、アタックはオモプラータをよく使う印象。

最も得意としているのは、バックテイクのアタックで、いわゆる一般的なベリンボロを仕掛けることは少なく、マトリックスという技を駆使して相手の脚の外側からバックテイクを狙うことが多い。

マトリックスが必殺技

マトリックスといえばトミーといってもいいくらい試合でよく使用しています。

デラヒーバからのベリンボロはほとんど使わずに、マトリックスからそのままバックテイクを狙ったり、クラブライドを駆使してバックテイクを狙うことが多いのが個人的な印象です。

↓トミーが説明するマトリックスの方法。

ベリンボロの途中で、相手のお尻の裏に入ることはできたが、そこからのアタックがうまくいかずに困っているような人には、トミーの試合映像は非常に参考になると思います。

クラブライドやレッグドラックの位置からのバックテイクは一級品です。

試合後の雄叫びがすごい

あと、試合で勝った後の雄叫びがすごいです。

道着がはだけていて、胸毛全開で大声で雄叫びを上げている様は見ていて圧巻です。

(対戦相手からすれば良い気分ではないでしょうが。)

オススメ試合映像は?

オススメの試合映像は、少し前のものならMGアカデミーのティノコとの試合。

ティノコはラッソーで有名なトップ選手ですが、綺麗にバックを奪って勝っています。

先程説明した、マトリックスからバックを奪ってチョークで一本勝ち。

BJJMONSTER
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お手本のようなマトリックス。

(マトリックスの映像は7:55〜くらいからが見やすいです。)

また、トミーの試合を見るならイザッキバイエンセとの試合は外すことはできません。

二人はIBJJFのトーナメントで二回対戦しています。

二試合とも非常に僅差で互角の戦いで、両者の意地とプライドがぶつかり合っていて、見ていて熱くなってしまうような試合です。

(あまりページ内に動画を多く貼りすぎると、ページの読み込みが遅くなってしまいますので、各試合に興味のある方はYOUTUBEで検索して見てみてください。)

↓ランガカーのハイライト映像がYOUTUBEにアップされていたのでそのリンクだけ貼っておきます。

パスされることもある。応援したくなる選手。

オープンガードを中心にガードワークが非常に上手いトミーですが、パスされることももちろんあります。

最近の試合でいうと、2018のヨーロピアンでATOSのルーカスバルボーザに完パスされていたり、韓国のスパイダーという大会でビクターウーゴにもパスからの三角、腕十字で一本負けしています。

体格が大きくパワーのある選手とは少し相性が悪いのか、クロスグリップやプレッシャーパスでパスされることも多い。

個人的には、マイキーやブシェシャのように、常に勝つ絶対王者のような選手ももちろんいいのですが、勝つか負けるかわからないような選手の方が応援したくなってしまいます。

また、決して柔術先進国でないノルウェーの選手というのも応援したくなる要素の一つですね。

地方出身でも、世界王者になれるということを証明してくれているような選手です。

自分の好きな選手を見つけよう!

まだ好きな選手がいないという人は、是非たくさんの試合映像を見て、気になる選手を探してみましょう!

自分と同じスタイルの選手の試合を見ていると、自分が悩んでいるシチュエーションでトップ選手はどのように動いているかを見ることもできるので非常に勉強になります。

個人的には、トップゲームに関してはAOJのタイナンがオススメです。

AOJ仕込みの華麗なテクニックと、若さとパワーを合わせたパワフルなパスは迫力満点で、茶帯ながら黒帯の選手もパスしまくっています。

https://bjjmonster.net/帯色と強さは比例しない件について

自分と同じスタイルの選手の試合を見ていると、自分が悩んでいるシチュエーションでトップ選手はどのように動いているかを見ることもできるので非常に勉強になります。

コロナウイルスの影響で多くの道場が休館になったりしているので、なかなか練習に行くことができない人も多いと思います。

道場で練習するだけが、強くなる方法ではありません。

テクニックや試合の映像を見たりすることも立派な練習の一つです。

そんな時こそ、トレーニングをしたり、柔術の映像を見たりして強くなりましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
トミショー
ブラジリアン柔術が生きがいです。 柔術家に関する役立つ情報や、柔術に関する面白い記事を書けるように努力していますので、是非サイト内を色々と回ってみてください。