ブラジリアン柔術

『RIZIN22』サトシのパウンドフィニッシュの凄さとは?『ポジションキープの重要性』

こんにちは、BJJMONSTER管理人のトミショーです!

今回のブログのテーマは、ポジションキープの重要性について。

先日、総合格闘技のビッグイベントであるRIZIN22と23が開催されましたね。

コロナ渦でイベントが開催できない中、8か月ぶりのRIZIN再開ともあって、

多くの注目を集めるイベントとなりました。

さて、その中で我々柔術家にとって最も印象に残った試合と言えば、

やはり、ボンサイ柔術所属のホベルト・サトシ・ソウザ(以下サトシ)選手の試合ではないでしょうか?

テイクダウンからマウントを奪ってからのパウンドフィニッシュは圧巻でした。

一見するとサトシの代名詞である寝技が全く出ていないように見えた試合ですが、

実はこの試合ではサトシの寝技の巧さが際立つ内容だったんです。

柔術において最も大切と言っても過言ではない、

ポジションキープの重要性について考えていきましょう!

見逃されがちな柔術テクニック

『サトシまた打撃でフィニッシュ!』

『サトシがまた寝技を使わずに勝利!』

『いつになったらサトシの寝技が見れるのか?』

サトシを応援しているRIZINファンならそんな風に思った人も多いのではないでしょうか?

SNS上でもこう言った声が沢山上がっているようです。

かくいう私自身がそうでした。

完全にニワカ発言です。すみません。

一見すると、パウンドでボコボコにしてのフィニッシュなので、

打撃だけで終わった試合のように見えますが、実はこの試合では、

サトシ選手の寝技の技術が炸裂していたんです。

マウントキープは至難の技!?

マウント取って、ひたすらパウンドの雨あられ。

たまらずレフェリーがストップしてしまうくらいの一方的な展開。

一見すると、打撃だけで終わった試合のように見えましたが、

実は、この試合ではサトシ選手の柔術テクニックの素晴らしさが出ていたんです。

そのテクニックこそが『マウントキープ』

サトシファン
サトシファン
マウントキープ?なんやそれ?

って思っているそこのあなた。

サトシ選手がパウンドを浴びせ続けていたマウントポジション。

実は、マウントをキープし続けるのはメチャクチャ難しいことなんです。

サトシファン
サトシファン
そんなん、ただ相手に馬乗りになって殴り続けるだけやん!

って思ってしまいがちですが、実は柔術において有利なポジションの中で、

最もキープやアタックが難しいのがマウントポジションだと言われています。

簡単そうに見えるあのポジションの何がそんなに難しいのでしょうか?

マウントポジションが難しい理由

マウントキープが難しい理由は沢山ありますが、まず第一に問題になってくるのが、

相手がこちらの動きを目で見ることができる点。

総合でも柔術でも寝技の展開になった状態で、有利とされるポジションには、

主に、マウントとサイドとバックの3種類があります。

このうち、マウントだけは相手と自分が正対しているので、

相手はこちらの動きを見ることができるんですね。

バックやサイド(特にバック)では、相手はこちらの動きを目で見て確認できないので、

非常に有利なのですが、マウントの場合は相手もこちらの動きをしっかり確認できるので、

ディフェンスがやりやすかったり、エスケープのタイミングを計りやすかったりします。

特に、打撃がない柔術では、相手も守りに徹するので膠着することが非常に多いです。

とはいえ、総合では今回の試合のようにパウンド有りなので、

パウンドを避ける際に目を瞑ったりしてそこまで目で動きを追うことができないので、

膠着したりすることは少ないですが、打撃のない柔術の場合はマウントで膠着することが多々あります。

トミショー
トミショー
守りに徹する相手を崩すのは相当難しい。

次に問題になってくるのが、マウントから返されてしまうリスク。

マウントからアタックを仕掛ける際に、万が一相手に返されてしまった場合。

柔術では、クローズドガードと呼ばれる状態になるだけなので、

大きな問題ではありませんが、総合では同じクローズドガードの状態でも、

柔術とは違って、一転してピンチとなってしまいます。

打撃のない柔術では、ガードの中から殴られることがないのに比べ、

総合ではガードの中からでもパウンドや肘などが飛んでくるので、

基本的に寝技の展開で下になるのは不利だとされています。

マウントでパウンドを打とうとした場合には、両腕をポジションキープではなく、

アタックに使うことになるので、相手にとってはエスケープがしやすい状態になるとも言えます。

ですので、マウントを取ったまま相手をコントロールして殴り続けるというのは、

簡単そうに見えて、実はメチャクチャ難易度の高いテクニックが披露されていたということですね。

柔術では『クローズドガード=有利な状態』

総合では『クローズドガード=不利な状態』

マウントからパウンドを打つ際に、相手もブリッジなどでエスケープを狙ってくる

トミショー
トミショー
柔術では一方的に攻めることができるクローズドガードも、競技が変わると一転してバッドポジションに変わります。

まとめ

『シン柔術マジシャン!!』

『柔術世界レベル!!!』

なんていう売り文句で煽りVを見せられている視聴者からすれば、

どうしても派手な絞め技や関節技でのフィニッシュを期待してしまいますよね。

実際、柔術を少しかじっている私でも同じように期待をしてしまいました。

ですが、寝技のテクニックは何もサブミッション(一本勝ち)だけでなく、

今回の試合のようなポジションキープも立派な一つのテクニックです。

サトシ選手は今回の勝利もあり、またすぐにRIZINからオファーが来るのは確実でしょう。

次回の試合では、サブミッションはもちろんのこと、サトシ選手のポジションキープなどの細かいテクニックにも注目して試合を見てみてはいかがでしょうか?

きっと、より格闘技観戦が楽しくなること間違いなしです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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※ブログ内の写真は全て、保高幸子 RIZINリングサイドカメラ Sachiko HOTAKA@greco_freeより引用させていただきました。

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